F1 イタリアGP 誰がこの予想ができたのだろうか!!? ヴェッテルが史上最年少ポール・トゥ・ウィン!!!

結果は以下の通り(GPUpdate.netより)。

Pos.ドライバーコンストラクターズTyresTime
1 S・ヴェッテルトロロッソ1:26:47.454
2 H・コヴァライネンマクラーレン+ 12.512
3 R・クビサBMW+ 20.471
4 F・アロンソルノー+ 23.903
5 N・ハイドフェルドBMW+ 27.748
6 F・マッサフェラーリ+ 28.816
7 L・ハミルトンマクラーレン+ 29.912
8 M・ウェーバーレッドブル+ 32.048
9 K・ライコネンフェラーリ+ 39.468
10 N・ピケ・ジュニアルノー+ 54.445
11 T・グロックトヨタ+ 58.888
12 中嶋 一貴ウィリアムズ+ 1:02.000
13 J・トゥルーリトヨタ+ 1:05.900
14 N・ロズベルグウィリアムズ+ 1:08.600
15 J・バトンホンダ+ 1:13.300
16 D・クルサードレッドブル+ 1 laps
17 R・バリチェロホンダ+ 1 laps
18 S・ボーデトロロッソ+ 1 laps
19 A・スーティルフォースインディア+ 2 laps
Did not finish
20 G・フィジケラフォースインディア+ 41 laps

予選もさることながら、誰がこんな予想ができたのでしょうか。とはいえ予測不可能なだけに自分の予想も当てにならなかったのも事実。

でもベッテルにとっては特別なウィークエンドだったでしょう。しかもアロンソの記録を更新しての初優勝だったので、yahooニュースでニューヒーローと言われていますから。来年はレッドブル移籍でどのように暴れるのかというのに期待がかかります。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080914-00000001-rcg-moto

トロロッソにとっても初優勝で、しかも表彰台での国歌が流れるのもミハエル以来となるドイツ・イタリアの組み合わせ。将来のチャンピオンに期待がかかりそうです。

そしてそのトロロッソのボスの1人にゲルハルト・ベルガー。1988年マクラーレン・ホンダが牛耳っていた時に唯一、一矢報いた時もモンツァ。その時の優勝もベルガー。彼にとっては奇跡を起こしたサーキットで今度はチームリーダーとして奇跡を起こしたのでしょう。

3位にクビサ。初めての表彰台もこのモンツァで3位。その時はミハエルの引退もありました。それを思い立たせるような表彰台だったのかもしれません。しかも表彰台に掲げられた国旗も全く同じドイツ・フィンランド・ポーランド。何たる偶然でしょうか。

チャンピオン争いはマッサが6位。ハミルトンが7位。今戦で考えれば逆転を許さなかったハミルトンに軍配が上がったようです。とはいえ1点差。何が起こるかわかりません。しかも3位には前述のクビサ。怒涛の勢いで追い上げて逆転で初ワールドチャンピオンということもあり得ます。一方ライコネンはノーポイント。トップとの差が21ポイントいよいよ絶望的といってもいいかもしれません。次戦以降すべて優勝という意気込みでないとチャンピオンが取れないという気構えで行くしかありません。

トヨタ勢はノーポイント、ホンダ勢も中嶋もノーポイント。来月の富士への凱旋は大丈夫でしょうか。トヨタ勢・ホンダ勢は表彰台とっていますが、次戦でもう1回表彰台をとっておきたいところ。

次戦は2週間後、シンガポール!! F1史上初のナイトレース!!