やる気の大学

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やる気の大学 やる気の大学
千葉 智之 中川 ミナ

東洋経済新報社  2010-05-21
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あなたはいつ、どのようなときに「やる気」は起こるのか。
あなたの「やる気」が起こるきっかけはどのようなものか。
「やる気」は不思議なものである。「やる気」の浮き沈みによってその人の仕事量や質、さらには活動的になるかどうかも変わってくる。なるべく、自分自身でコントロールをしたい所であるが、それがなかなかできないと言う人も多い。
本書は「やる気」のメカニズムとやる気を起こさせ、そして維持させるにはどのようなものがあるのかと言うことについて解き明かしている。

第1章「やる気とは何か」
まずは「やる気」とは何かについて入っていく。「やる気」と考えると「心的」な要素も強いのだが、辞典で調べてみると

・「ある物事をしようとする気持ち」(「ウィクショナリー日本語版」より)

結局「気持ち」であるという。では仕事においても、プライベートにおいても「しよう」とする気持ちになるにはどうしたら良いか。それについては次章以降に任せることにして、
「やる気」と言っても当然出るときと出ないときは必ず出てくる。ずっと「出るとき」を維持するのは不可能であり、「出ないとき」を維持していても生きる気力を失ってしまう。「出るとき」と「出ないとき」のバランスを取りながら維持をすることが大切である。では維持をするためにはどうしたらいいのか、本書では「ココロ」「ヒト」「モノ」の3つに分けて紹介している。

第2章「ココロガソリン」
集中力にしても、やる気にしても「ココロの持ちよう」から始まる。しかしそのやる気はお金や時間と同じように有限であることを忘れてはならない。どのようにやる気を分散させるのか、と言うのが鍵になるが、本章の冒頭では「「やる気」の分散投資」とある。「分散投資」というと今年の2月に行われた「出逢いの大学 特別講座 vol.4」の客員教授だった、内藤忍氏のことを思い出す。
「ココロの持ちよう」と言えば、現状維持についても警鐘を鳴らしているが、ここではウォルト・ディズニーの名言を思い出す。

「現状維持では後退するばかりである」

本書でもそれに似たような表現で書かれている。

第3章「ヒトガソリン」
著者の処女作である「出逢いの大学」だが、そこから派生して「特別講座」のセミナーが4回行われた。そのセミナーのメインは飲み会でその中での出逢いが大きな化学反応を起こしている。アイデアやノウハウ、趣味に至るまで人とともにやってくる。
「出逢い」はそれだけではなく、やる気まで人とともにやってくるという。
元気な人、困難なことを達成した人、成功した人など様々な人がいるが、その人の影響を受けて自分もやる気があがると言うことも大いにある。
人を介してやる気を出す、と言うと「公衆の面前で宣言をする」と言うことを挙げている。宣言をすることによって、良い意味で追い込まれ、やる気が出る。ただし、実際にいる場でも効果はあるが、ブログやtwitter上でも行うことができる。

第4章「モノガソリン」
モノでやる気を出す、なにか馬にニンジンをつるして走らせることを想像してしまう。
実際にモノによってやる気を起こさせるのはそういったことばかりではない。風呂に入る、音楽を聴く、運動をするなど様々な方法がある。「モノ」という一括りでも様々である。

やる気を起こさせるツールやきっかけは様々である。しかし何をやりたいのか、何をすべきなのかを明確にしなければせっかくやる気が起こっても、結局取り越し苦労に終わってしまう。やることを明確化し、そしてその中で「やる気」をいかにコントロールできるか、それを本書では教えてくれる。
最後に前書の「出逢いの大学」では「特別講座」のセミナーを開くようになったのだが、今度は「やる気の大学 特別講座」と言うのをやるのだろうか、と本書を読んでいてちょっと考えてしまった。

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