仕事ごはん部下ごはん できる人の会食術

ごはんを食べることは生きていくうえで非常に重要なことであるのだが、そのご飯を通じてコミュニケーションを取ることもまた重要な手段であるという。「会食」といったビジネスとして、ざっくばらんに会話したり、あるいは食事をしながら商談をしたりするような機会を設けることによってビジネスも良い方向に向かうことができる。さらに上司と部下との関係、の構築にも「会食」はまたとない手段の一つとなる。本書はそうした「会食」のメリットとイロハを列挙している。

Chapter1「仕事相手を食事会でおもてなし」
「仕事相手」と言っても取引先から、様々な利害関係にある人々とのかかわりの中に「会食」は必要なことである。雑談の中でも仕事の話を切り出し、引き出すことによってビジネスにおいても前向きに進めることができる。また会食の場所を決め、実行することもまたビジネスのうちである。

Chapter2「上司と部下でごはんを食べる」
上司・部下の関係は思っている以上に遠い。特に上司の立場であれば多かれ少なかれ部下はおり、なおかつ人数が多いと、1人1人関わることのできる時間もおのずと少なくなる。その少なくなるコミュニケーションの機会として「会食」が挙げられる。その会食の方法を取り上げている。

Chapter3「「自分の店リスト」を公開しましょう」
会食をするにも店を選ぶ必要がある。最初に店を選ぶ際にも時間はかかるが、数を重ねていくうちにリストをつくることによって会食のバリエーションを増やすことができるようになる。それを増やすこととして著者自身の「自分の店リスト」を明かしている。

Chapter4「仕事上手は、手土産上手」
会食をする際に、著者がもう一つ重要なこととして「手土産」を用意することにあるという。なぜ手土産を用意することが必要なのか、また手土産はどのようなものを用意したほうが良いのかを取り上げている。

会社勤めだったり、独立して経営しながら仕事をしたりしている人でも食事をする時間は少なからずある。その食事の時間は憩いの人時であると同時にビジネスやコミュニケーションの手段としても役立つことができる。本書あくまで「会食」だが、それこそそういったことをより強く・確実に叶うことができるという。

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