お化け屋敷になぜ人は並ぶのか 「恐怖」で集客するビジネスの企画発想

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私自身遊園地なり、お化け屋敷に行くことはなかなかない。もっとも遊園地に縁がないと言えば縁がないと言ってもよいのかも知れないが、もっとも最後にお化け屋敷に行ったのはかれこれ20年近くも前の話である。もっとも行ったのかどうかでさえもおぼろげであるのだが。

お化け屋敷は遊園地をはじめ、期間限定で縁日でも出し物として扱われることがある。しかしなぜお化け屋敷に人は並ぶのか疑問に思ったことさえある。その理由とは何か、本書ではそのことを分析している。

第一章「現代のお化け屋敷ビジネスはどうなっているのか」
本書の著者は「お化け屋敷プロデューサー」と呼ばれる職業の人物である。そもそもなぜ「お化け屋敷プロデューサー」になったのか、さらには「お化け屋敷」がなぜ必要なのか、そもそも「お化け屋敷」のビジネスは昔と今とでどのように変化していったのか、そのことを取り上げている。

第二章「「緊張」と「緩和」のメカニズムで考える」
そもそもお化け屋敷の魅力とは何か、恐怖と言ったものがあるのだが、その恐怖を醸成する中で「緊張」と「緩和」とがあるという。そもそも緊張と緩和がうまくマッチして「恐怖」が生まれ、非日常的な感覚・感情を持つことができ、それが楽しみへとつながっていくという。

第三章「なぜ人はお金を払ってまで恐怖を感じたいのか」
根本的な話としてお化け屋敷を体験するためにはお金がかかる。そのことを考えると本章のタイトルにある疑問がわいてくるのだが、その疑問には前章にて取り上げた「恐怖」を感じたい、あるいは「退屈」を紛らわす、あるいは非日常を体験するための料金として支払っている部分がある。

第四章「お化け屋敷プロデューサーの仕事術」
そもそも「お化け屋敷プロデューサー」とはいったいどのような内容なのか、そのことが大いに疑問符を覚えるのだが、その疑問符を解決しているのが本章であり、なおかつお化け屋敷プロデューサーの重要性がよく分かる。

お化け屋敷は長年行ってなかったのだが、本書を通じて生きたくもなる。元々怖いはそれ程苦手ではないのだが、「怖いもの見たさ」もあってお化け屋敷がどういった体験ができるのかも知りたいという「好奇心」がある。しかしそのお化け屋敷を体験するための予習としてはある意味ネタバレとも言える一冊を読んでしまったのかもしれない。

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