孫正義「規格外」の仕事術―なぜソフトバンクは逆境でこそ強いのか

IT企業が話題になることがあるのだが、その中でもとりわけ話題となる人物の一人として孫正義がいる。孫正義はソフトバンクグループの代表であり、IT企業からプロ野球球団まで抱える巨大グループの中核を担っている。

その孫正義の仕事とはいったいどのような物か、そしてどのような思考をしているのか、法則を持っているのか本書はその孫正義の社長室長を担い、常に近くにいた著者が明かしている。

第1章「孫正義・壮大なるビジョン」
孫正義のビジョンとはいったい何か、孫正義の近くにいた著者がソフトバンクグループを作ったきっかけ、さらには孫正義自身の人生ビジョン、さらにはソフトバンクグループが向かうべき所に至るまで綿密に計画を行っていたという。

第2章「孫正義・逆転の成功法則」
様々な事業を興して成功に導いた要因として孫正義ならではの、あたかも「型破り」と言われるような成功法則があるという。その中にはソフトバンクの中で行われてきた内情(現在と言うよりも過去に行われてきたこと)を明かした部分もあった。

第3章「孫正義・「規格外」の仕事術」
孫正義の仕事は規格外であるのだという。その規格外と呼ばれるようなことは何かSNSや経営方針、アイデアの生み出し方に至るまでの方法を取り上げている。

仕事には標準や規格外とかそういったことは社会人になってしばらくした自分でもよく分からない。しかしながら周りから見れば「規格外」と呼ばれるような仕事があるという。その仕事の片鱗を本書でもって知ることができる。