ポースケ

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小説はスリリングさもあれば、ふわりとした感じのある作品まで存在する。その存在する中で本書はどのような立ち位置なのかというと後者にあたる。もっともミステリーの要素はないのだが、アットホームさが溢れており、なおかつ登場人物それぞれの生き方がありありと分かるようにつくられている。つくられているからでこそ、個性が出て、物語の面白さを引き立たせる。

それぞれの「優しさ」を持ち合わせながらも、女性ならではの「生き方」を見せつつ、いったいどのような人生を送りたいのかも含めてそれぞれの人生のあり方を指し示しつつ、世の女性を応援しているような感じがしてならなかった。

本書はそう言う意味では生きる意味を見出し、「生きたい」という意味を三井だたせる一方で、悲壮感がなく、なおかつ暗い現実を与えながらもそれ程ありありと見せること無く、つらい現実に立ち向かっていく姿を映し出していることから活力を与える小説と言っても過言ではない。

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