日本史 陸軍士官学校事件 – 二・二六事件の原点 昭和初期から二・二六事件に至るまでの間の中で陸軍では「皇道派」と「統制派」との対立が起こっており、二・二六事件までの間その対立は激しさを極めていた。その二・二六事件の起こる前の1934年に「陸軍士官学校事件」が起こる兆しを見せた。「兆し」と... 2019.02.13 日本史書評
日本史 明治日本の産業革命遺産 ラストサムライの挑戦! 技術立国ニッポンはここから始まった 株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 幕末にペリーが浦賀沖に来航したことにより、長らく鎖国状態であった日本が開国し、近代化への道を進むこととなった。西欧の技術を取り入れながら、日本独自の技術を築き、技術立国として成長することができた。そ... 2018.06.19 日本史書評
日本史 足利将軍と室町幕府―時代が求めたリーダー像 室町時代は足利の時代であった一方で、歴史の中では南北朝の影がつきまとっている。しかも征夷大将軍として足利家が天皇家の庇護を行う宿命を背負うこととなった。その背負うこととなった足利家はどのような室町時代の歴史を辿っていったのか、そのことを取り... 2018.03.11 日本史書評
日本史 昭和30年代に学ぶコミュニケーション―不易流行の考え方 コミュニケーションの手段は多岐にわたるのだが、論者によっては希薄化しているように見えており、主張している人も少なくない。もっとも著者もその一人であり、電車で移動している最中にスマホを見ながら下を見るような人が多くなっていることを売れいており... 2018.02.26 日本史書評
日本史 日本経済の心臓 証券市場誕生! 株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 今となってはタイトルのように「経済の心臓」としてある「証券取引所」。東京や大阪など様々な場所にあり、それを束ねるのが「日本取引所グループ」である。そのグループができあがった歴史はまさに近代の日本にお... 2018.01.24 日本史書評
日本史 たばこの日本史・七話 伝来から専売制度の終焉まで 前々からタバコに対しての忌避感が強く、タバコに関する増税や規制、さらには禁止の声まで出始め、実際に規制や増税は行われている。もっともタバコを吸う方々にもマナーを伴う必要があるのだが、それを守ろうとすらしない一部の人々の影響が強いと言える。 ... 2018.01.07 日本史書評
日本史 宮中からみる日本近代史 歴史は様々な角度から見ると異なる観点が出てくる。その観点が増えるほど、より複眼的に歴史を鑑みることができるようになる。特に最近の歴史に関しては史料などの記録も多くなっていることによってより細かく、多角的に分析しやすくなっている。 本書はその... 2017.02.10 日本史書評
日本史 死刑執行人の日本史―歴史社会学からの接近 日本の刑法上、死刑は存在しており、年に何回かは死刑執行が行われる。ちなみに死刑執行の最終承認者は法務大臣であり、そのサインでもって死刑が執行されるという。そのサインをしたことにより、ニュースになることがあり、そのたびに死刑廃止論者が批判をす... 2016.07.24 日本史書評
日本史 東京裁判を批判したマッカーサー元帥の謎と真実―GHQの検閲下で報じられた「東京裁判は誤り」の真相 今年第二次世界大戦、及び大東亜戦争が終結してから70年という節目を迎える。この70年間で世界的な情勢は大きく変わっていったのだが、それと同時に歴史に対する見方も多様になってきており、それによっての論争も激化していっている。もちろん事実は動か... 2015.08.03 日本史書評
日本史 本当は面白い「日本中世史」 愛と欲望で動いた平安・鎌倉・室町時代 歴史の中で最もよく知られているものとして「戦国時代から江戸時代初期」、あるいは「幕末から明治時代」がある。これらは特に小説・マンガ・アニメ・ドラマなどで数多く取り上げられており、その類の本も多い。 では、本書で取り上げられる「中世」と呼ばれ... 2015.04.15 日本史書評