水野俊哉様より献本御礼。
もしもあなたが金髪女性と結婚したい願望があるのであれば、あなたはどのようなアクションを行うか?
金髪女性がいくような所に行くか、それとも英会話学校に行くか、はたまた直接外国へ行くか。方法には様々なものがある。
本書は実際に金髪美女と結婚に成功した方がいかにして結婚にまでたどり着くことができたのか、と言うのを自らのエピソードとともに示している。
ただし、決して女性にもてる本ではなく、あくまで出会いから結婚までのプロセスを外国人の場合どうすれば良いかを紹介している。
第1章「女性を喜ばせるアプローチ」
女性に対するアプローチというと、いきなりプロポーズを連想してしまう人も多いかもしれない。
たしかにプロポーズも本章にはあるのだが、本章ではあくまで「結婚後」も含めて女性とどうアプローチをしたら良いのかを表している。
私は未婚であり、かつ彼女もいない身であるため、恋愛に関しても、結婚に関しても疎い。そのため、「アプローチ」というと「女性とのつきあい方」という意味合いとしてと考えてしまう。しかし女性とのつきあいかたは彼女を作るまえ、だけではなく結婚した後でも
「妻へのアプローチ法」という意味合いで使うこともできる。
第2章「結婚を諦めていませんか?」
本章のタイトルを訊かれると「グサリ」ときてしまうのは私だけであろうか。
昨今では「草食系男子」と言う言葉が使われ、結婚もおろか恋愛すら消極的になるような男子が多いと言われている(もっと言うと「ロールキャベツ男子」もいるのだとか)。
本章では結婚に対する忠告もあるのだが、それだけではなく著者が国際結婚に至った経緯について赤裸々に記されている。結婚に至るまでは同じ日本人の恋愛では想像もつかないものもあり、かつこれから国際結婚を望む人にとって衝撃的な入り口を見せてくれる。
第3章「国際結婚マーケティング」
夫であれ妻であれ日本人の国際結婚はどれだけなのだろうか。私の回りにも国際結婚をした人は何人も見かけているが、国際結婚はそれほど多くないだろうという認識であった。
国際結婚の件数自体は約2〜3万組なのだという。割合としては低い(約5%)が数字としてみたら思ったより多いようである。
本章では金髪女性と出会う方法と題して、様々な場所に応じた出会う方法を紹介している。
第4章「成婚へ向かってダッシュ!」
出会うことができてから、結婚までのプロセスの中で乗り越えなければいけないことは、日本人同士の結婚よりも多い印象がある。しかしよくよく考えてみると地方の違いによる差も鑑みるとスケールの違いはあるとは言えど、それほど変わりないのかもしれない。
第5章「国際結婚の前に知っておくこと」
もしもあなたが国際結婚を望んでいるとしたならば、知っておかなければならないことがあるのだという。本章では著者自身が体験したことの中で、知っておくべきことについてまとめている。
「恋愛に国境なし」と言う言葉がある。これは結婚にも同じ事がいえるのだが、それを成し遂げるには様々な「壁」を乗り越える必要がある。しかし国際結婚は、日本人結婚ではなし得ないほどの見聞を広げるだけではなく、「可能性を広げる」と言う点などで利点があるように思える。結婚にしても、恋愛にしても法律の範囲内であれば「不可能はない」と言うのを示してくれるのが本書である。
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