幸せな結婚をするために大切なこと

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。
昨今では「晩婚化」「非婚化」が叫ばれており、結婚をするにも遅い年齢、場合によっては結婚すら望まない人も出てきている。しかし異性に興味がない訳ではなく、経済的な観点から「結婚できない」という理由も多いのだという。

さらにいうと結婚をしたい、理想の異性を見つけたいと言ってもなかなか見つからない人もいる。そこで本書である。本書はその理想の異性を見つけ、「幸せな結婚」にまで至るまでのアドバイスを女性を対象に伝授している。

第1章「結婚できる人になるために必要なこと」
本書の中にはちょっとした「物語」がちらほら存在するが、これは著者が代表を務めている結婚相談所の「実話」である。
結婚をするとなると、年齢、相手のルックスや年収を求める人がいる。
しかし求めるのではなく、むしろ相手に対して喜ぶことができること、あるいは自分自身が「素直」になることが必要である。

第2章「あなたの「理想の人」を決める」
第1章では自分にする事であるが、それを行ってから次は「相手」を探す。その基準となるのが小さい頃からいた「家族」がカギとなる。

第3章「幸せになるための心得」
「幸せになる」ベクトルは人それぞれであるが、ここでは家庭的に「幸せ」になるための異性とのつきあい方や見つけ方についてを紹介している。
子供が産まれた後のこと、そして自らなるべき・なりたい自分を見つけることの心構えとしてはいけないことまで網羅されている。

第4章「理想の彼との距離を縮めるために」
相手との距離を縮めるためにはポジティブな感情にさせること、さらに短所や趣味まで「さらけだす」ことで相手の距離を縮めることができるという。

第5章「「一生幸せな結婚」をするための相手の見極め方」
自分自身が「自然体」となり、かつつきあう期間、さらにはプロポーズの言葉にいたるまで相手を見極めるための方法を伝授している。

結婚は誰もがあこがれ、そして多くの人がなし得る一大事業である。それをなし得るために理想の相手を求めるのもあるが、それ以上に自分自身の考え方を変えることこそ、幸せに結婚できるための大きな布石となる。本書はそのことを教えてくれる。