当ブログを読まれいる皆様は普段、「ありがとう」を口にしたことはあるだろうか。
私は毎日少なくとも一回以上「ありがとう」を言うようにしている。もっと言うと「ありがとう」を口癖にしようとさえ考えている。
その理由とは何か、自分と他人とは価値観そのものが異なっており、「常識」も「当たり前なこと」も異なる。そのため、自分自身がその考えを取っ払い、他人が当たり前だと思うことを自分ではありがたいことだと思うからである。
「ありがとう」を漢字で書くと「有り難う」
そうで「有る」ことが「難しい」から、「当たり前ではない」ということで生まれる言葉である。
本書の著者である絵門氏は本書を出版した年に亡くなっている。49歳という短い人生だった。
本書はその遺作として、49年間という人生の中で様々な出会い・体験をしてきた、そのことについて「ありがとう」と感謝の気持ちを絵本に綴った一冊である。人生を振り返るばかりではなく、自分自身にとっても「ありがとう」という言葉を見つけるきっかけを見つけてくれる一冊と言っても過言ではない。
そう言えば、今日は3月9日。
「3」と「9」にちなんで「サンキューの日」と言われている。その日だから、というわけではないのだが、一度これまでの考え方や行動を見直すと良いのかも知れない。
そしてそこから生まれる「ありがとう」は必ずある。
今生きていることに「ありがとう」と思わず口に出したくなる。
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