総合法令出版様より献本御礼。
銀座と言えば高級感のあるイメージがあり、そこで働くビジネスマンをはじめ、女性たちもまた稼げる人が集まる。逆に言えば本書の前書きにもある通り、「稼げる人しか残れない」街である。高級感が溢れ、きらびやかな街の影には、このような「サバイバル」も存在する。
そのサバイバル環境のなかで著者はアルバイトで様々な経験や真似をしてきた中で稼ぐコツを身につけた。その稼ぐコツとしての「習慣」は至ってシンプルであるのだという。本書はその習慣や教えを紹介している。
第1章「銀座で稼ぐ女性のシンプルな習慣」
「気くばり」「身なり」「思いやり」「時間」「接客」「報・連・相」「記録」「心構え」などが要求される銀座のホステス。ビジネスマンも同様に要求されることからビジネスマンと銀座のホステスは共通しているのかもしれない。
第2章「銀座に集う成功者達のシンプルな習慣」
銀座のホステスには第1章で紹介したような習慣が求められるのだが、銀座に通う方々にも同様のステータスや習慣が存在する。
しかし求められる「習慣」はホステスのそれとは異なっている。その要因としてはホステスは接客や応対であることが中心であり、銀座に通う方々の多くは企業の社長や有名人と行った人々である。その人々に求められるものとして、共通しているもので「時間」が挙げられるが、細かいところでは「決断」「スキマ」と言った所で異なる。さらには「読書」や「環境」「行動」「畏敬」「体力」などが挙げられる。
第3章「心に残るあの人の教え」
人との出逢いによって考え方やアイデア、さらには自分自身の生き方をも変えることがある。著者も銀座のホステス時代には様々な社長や有名人と出逢い、話をする中で、印象に残る言葉を受け取り、今までの人生の糧としてきた。その言葉を「教え」として本章では紹介している。
人生は何が起こるかわからない。それでいて思わぬ所からチャンスが生まれる。それは誰に対しても同じ事が言える。だからでこそ、習慣を始め「常に変化」をし、成長し続けることによってキャリアの形はあらゆる角度から変化をすることができる。著者の人生とともに本書はその変化の一助を担っている。
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