アジア力の世紀

21世紀に入り、中国をはじめとしたアジアが台頭していく中でEUなど、かつては「大国」トマで呼ばれていた国々が財政危機に瀕している。アジアの台頭というと「中国の台頭」とイコールになって見えているのだが、実際の所、日本ではアベノミクスにより経済が回復の兆しを見せており、かつ東南アジア諸国でも中国に負けず劣らずの成長を見せている。

その中で欧米各国もアジア諸国を感化することができないようになってきた。しかし本書ではTPP批判はもちろんのこと、日本がアジア台頭になるにつれ、どうあるべきかについて記されている。