神様があなたのそばにやってくる すごい「お清め」

KADOKAWA 宮脇様より献本御礼。
日本には八百万の神がいるといわれている。家の中や外、さらにはものそのものにも「神」が宿っていると言われている。その中で神々に愛されるためにどうしたらよいのか、という考えに行き着く。その神を味方にする、本書で言う所の「運が良くなる」にはどうしたらよいのか、それは「お清め」を行うことであるという。本書はその「お清め」の考え方、そしてやり方について取り上げている。

第1章「今すぐやりたいお清めの基本」
「お清め」というと、身内の不幸が起こった際に盛り塩などをして清めることをイメージされるのだが、お清めは別にその時に行うだけではなく、いつの状況でも「穢(けが)れを払う」という意味合いから行われる。その「穢れ」は不運や災いを呼び起こすため、それを清めることが大切である。
具体的な「清め」は次章以降取り上げられているのだが、ここでは生活習慣でどういったことが清めになるのか、そして運気を上げるのかを取り上げている。

第2章「家を清める」
清める所で最も肝心な場所として「家」そのものを取り上げている。とは言っても玄関やトイレ、居間などがあるのだが、家の中全体に言えることから、それぞれの場所にクローズアップした方法について取り上げている。

第3章「お財布を清める」
お金の行き来する場所として財布がある。財布の選び方はもちろんのこと、札束や小銭の入れ方・扱い方などについて伝授している。選び方にもヴァリエーションがあるため、自分自身の好みに合わせて選ぶ事ができる所もある。

第4章「人間関係を清める」
「運は人が運んでくる」と言う言葉はどこかで聞いたことがあるのだが、まさにその通りなのかも知れない。誰にも会わないような状況でいると運も停滞どころか衰退してしまう。そのため積極的に人と会う事も必要であるのだが、奏していくうちに人間関係を清めることも大切である。人間関係を清めるにはどうしたらよいのかというと、本章で取り上げられていることは、ごくありふれた行動・言動の中で意識的に気をつけることであるという。

第5章「数霊で清める」
「数霊」は生年月日などを計算して出てくる数であるのだが、その計算方法については本書の核心に入ってしまうのでここでは割愛する。生年月日は変えられないため、生年月日から来る「数」によって自分自身の性格や欠点が出てくるため是非一度計算してみると良い。

身近なことでも「清める」ことができる。その清めは、よくあるような「清め」もあれば、その人自身の行動・言動に気をつけるということもあるという。生活習慣に「清め」があるだけでも、邪気が払われ、運気もドンドン良くなる。そのことを本書では表している。