101人が選ぶ「とっておきの言葉」

「言葉」は強力である。論理的な御託を並べて理解できたとしても心に響くことはほとんどない。しかしたった一つの言葉によって自分自身の人生や考え方を変えてしまうことさえある。その変えるきっかけとなることも言葉一つである。もっとも私自身もそういった心に刺さるような言葉を、本を通して見つけようとしている。本書は様々な場で活躍している人々と、その人の人生を糧となっている言葉を101通り取り上げている。

第1章「力がわいてくる」
「力」と言っても物理的なものもあれば、人生において前に進むための原動力というのもある。その原動力となる言葉とは一体どのような言葉があるのか、その言葉によって立ち直ったこと、原動力となったきっかけも交えて紹介している。

第2章「気持ちを切りかえる」
気持ちは移ろいやすいものである。その気持ちを前向きに転換し、自分自身のモチベーションにすることができればしめたものである。その気持ちを切り替えることのできた言葉と場面について本章にて取り上げている。

第3章「自由に生きる」
生きづらい世の中である。その生きづらい中で、あなたはどのような人生を歩んでいけば良いのか、その指針となる要素もまた言葉の中にある。その言葉とはどのようなものか、本章では自由を感じずにいられないような言葉が列挙されている。

第4章「明日へ向かう」
「やまない雨はない」「明けない夜はない」、そういった言葉を思い出してしまう。そういった明日に向かって前に進むことができるような言葉はどこにあるのだろうか、本章ではそのことを取り上げている。

もしもあなたに「言葉」がないのであれば、本書でもって一つでも多く触れると良い。言葉に触れることによって自分自身の人生が変わるきっかけをつくることができる。かつて私がそうであったように。