そのビジネスから「儲け」を生み出す 9つの質問

ビジネスには必ずと言ってもいいほど「儲け」は必要である。そのもうけを見つけることがどうしても必要になるのだが、なかなか見つからない。その見つからないと思っている方々のために、どのようして見つけたら良いのか、そこには「9つの質問」があるのだという。その質問とその使い方について伝授しているのが本書である。

CHAPTER1「ビジネスの次の一手は、ナインセルが握ってる!」
ビジネスの手を決める要素は数多くあるのだが、その要素を生み、なおかつ成果とするためには「ナインセル」と呼ばれる9マスの質問がある。その質問を一つ一つ答えを出すことにより、新しいビジネスアイデアを生み出すことができるという。

CHAPTER2「すべてのビジネスは「顧客価値」のためにある」
ビジネスは稼ぐことが前提としてあるのだが、その前提の中に「顧客満足」も必要になってくる。その満足させる顧客はいったい誰なのか、そしてどのような提案を行うことができるのか、そしてその提案によってどのような満足を得たり、他社と比較したりすることで斬新なものを生み出すことができる。

CHAPTER3「課金ポイントを工夫して「儲ける仕組み」をつくる」
儲ける要素としてどこから、何から、そしてどのように儲けるかがわかってくるようになる。ビジネスの根幹は稼ぐのだが、その稼ぐポイントを見つけなくてはせっかくのビジネスもハリボテとなってしまう。

CHAPTER4「お客様視点に立った「プロセス」でビジネスを動かそう」
いくら儲けると言ってもお客様に恨みを持たせてしまうようなビジネスを行ってしまっては元も子もない。ではビジネスをどのようにしてお客様に満足することができるようなものにしていくのか、それが「お客様視点」であるのだが、それを持たせるプロセスについて取り上げている。

CHAPTER5「タテのつながりから「儲けるストーリー」を考える」
顧客・儲ける・満足といったものをつくることによってナインセルが完成するように見えて実はもう一つ欠けているものがある。それがナインセルの「縦軸」である。それぞれ「Who」「What」「How」と3つの要素をいかにして現実のものとしていくのか、そのことについて伝授している。

ナインセルを通じてビジネスをどのようにして活かし、そして儲け、お客様の満足を生み出すのかをまとめることができる。もちろん本書にはそのナインセルの質問が「カード」形式にて付録にあるため、すぐに実践することも可能である。

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