脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因 動脈硬化は自分で治せる

生活習慣病は年々増えており、それによる死因もある。その原因による突然死もあり、その原因は心筋梗塞や脳梗塞などが原因としてある。その生活習慣病は日々の健康管理で治せるとあるのだが、どのように直したら良いのか、その研究と方法を採り上げている。

第1章「門外漢の医師だから追究できた「動脈硬化の嘘」」
突然死をはじめとした脳梗塞や心筋梗塞などの原因となるものとして「プラーク」なるものがあるという。そのプラークとは血管の中にある粥状の「塊」のようなものであり、そのことにより生活習慣病を引き起こすようなことになると言う。その塊を減らすことにより、生活習慣病を改善・予防することにある。
そもそもそういった病気の専門は血管に関するものが専門としてあるのだが、著者は肝臓や消化器を専門としているため「門外漢」と記載している。

第2章「高血圧の原因も油。コレステロールも塩分も血管病には無関係」
動脈硬化や脳梗塞のみならず高血圧も原因は「油」にあるという。その油似あるのは悪玉コレステロールの原因になるのではなく、血管の中にあるプラークを増やしてしまうことにより、高血圧になるという。その高血圧の大きな原因と対処の中には油が大きな鍵を握っているという。

第3章「動脈硬化の数値でわかった、健康常識の非常識」
肝臓を中心とした動脈硬化の治療を研究し続けたことにより、そのことにより今まであった健康に関する常識が「非常識」だったことを証明づけたという。そもそもどういった実験を行ったのか、そしてプラークを少なくすることとは何かを取り上げている。

第4章「薬より食事で治す。RAP食で病気以前の体を取り戻す」
医療の中には「食事療法」なるものが存在すると言う。その中には薬などで治すこと以上に治癒力の高く、完治できないものも可能にさえするほどである。著者もまた本章にて「食事療法」を取り上げている野だが、その中身は徹底的に「油」を避けることにある。もちろん酒・タバコも害悪であり、野菜や豆乳、果物などを摂取することが中心になっている。

生活習慣病は今の日本人の食生活などからかかってくる可能性が非常に高い。もちろんその病気が名付けられたのは戦後になってから、食生活の欧米化によるものが強い。そのため食生活を改めることで病気の予防や治療につながるのだが、門外漢の見地だからでこそ、どういった食事をしたら良いのかも出てくる。その見地の一つが本書にある。