世界の海へ,シャチを追え!

シャチは「海の王者」と言われ、猛獣の一匹として挙げられることがある。シャチは世界に点在しているのだが、その中でもカナダやアラスカなどの北部の国々を中心にしている。そのシャチにも物語がある。様々な国のシャチの物語と素顔を求めて本書でもって世界中を旅している。

第1章「おばあさんシャチとその家族―カナダの海から」
アメリカ大陸西海岸、カナダの西部にあるジョンストン海峡にいるシャチを追っている。そのシャチはまさに「家族」と呼ばれるシャチの物語を綴っている。

第2章「豊かな海をおそった悲劇―アラスカのシャチ」
アラスカの海は特に冬のシーズンを中心に冷たい。その冷たい海にシャチは生息しているのだが、そこで思わぬ悲劇が起こった。その悲劇とは「原油流出事故」である。流出によってシャチに限らず、多くの生物が死ぬこともある。その悲劇でシャチの生死を賭けた物語があった。

第3章「食うものと、食われるものと―地球の裏側から」
今度は地球の裏側を追っている。現ローマ教皇であるフランシスコの母国であるアルゼンチンにもシャチはいる。本章で取り上げるシャチは南部にある「バルデス半島」にフォーカスを当てているのだが、食物連鎖などのサバイバルを取り上げている。

第4章「特別な狩りをうけついで―極北のシャチ」
シャチにおける狩りは様々であるのだが、フィヨルドのあるノルウェーのシャチの狩りは特殊であるという。その特徴には「尾びれ」にある。

第5章「シャチたちの未来」
シャチはどのような未来を迎えるのか、国内外のシャチを取り上げながら分かったこと、そしてシャチも食物連鎖の上位にいながらも「危険」をまとっていることなどを取り上げている。

シャチは猛獣である一方で危険な出来事や物語も存在する。その物語は世界中にあり、本書はその片鱗を見せていると言える。全ては「生き残るため」に、物語が紡がれていると行っても過言ではない。

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