海外

書評

越えていく人——南米、日系の若者たちをたずねて

本書は著者自身がペルーに住みながら、ペルーを含めた南米諸国を渡り、日系人たちとの出会いを通して、越境していくこと、日系人とはなにかを見出している。そもそも「日系人」とは、 日本以外の国に移住し当該国の国籍または永住権を取得した日本人、および...
書評

悲劇の世界遺産 ダークツーリズムから見た世界

先日、新潟の「佐渡島(さど)の金山」を世界遺産登録について話題となった。特に過去の歴史的な遺産について登録になるかどうかの論議もあり、私の住んでいる鎌倉市も世界遺産登録の推薦があったのだが、残念ながら「不登録」となった経緯もあった。 また世...
書評

2100年の世界地図 アフラシアの時代

2100年となるともしも私が生きていれば115歳となる。生きているかもしれないのだが、ほぼ確実に生きてはいないだろう。そう考えると本書の示す世界を見ることはないのだから。 それはさておき、本書はシステムを駆使して、人口分布をはじめ、様々な角...
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書評

ムイト・ボン! ポルトガルを食べる旅

今年は新型コロナウイルスの影響により、旅行が自粛しなければならないなど大きく制限される年となった。さらに言うと海外旅行となると、その度合いが強くなり、国によってはロックダウンも行われているほどである。 そういった時期には海外旅行は実際に行く...
書評

思い立ったが絶景 世界168名所を旅してわかったリアルベスト

歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」にて石川五右衛門が南禅寺三門の満開の桜を見て「あ~絶景かな~絶景かな~」と声高に放つシーンがある。 (※上記動画の4:53あたり) そのシーンと関連付けられないのだが、思わずきれいな風景、いわゆる...
書評

あきれた紳士の国イギリス

イギリスは、今年の1月31日をもってEU(欧州連合)を離脱した。これはヨーロッパの汎用化に反対したイギリスが国民投票を通じて離脱したのだが、経緯や核心については複雑なため、ここでは割愛する。 イギリスというとイメージとして「紳士の国」が強い...
書評

娼婦たちは見た イラク、ネパール、中国、韓国

売春をするところは世界中探してみるといくつか見つかる。もちろんそれを中心にした場所はいくつかあり、日本でも東京の吉原や川崎の堀之内など数多くある。本書は特に海外における売春の実状を追った一冊であるのだが、特にアジアの娼婦たちが中心となってい...
書評

イスラエルがすごい マネーを呼ぶイノベーション大国

イスラエルというと、イスラエル・パレスチナ問題が現在も残っており、過去には「中東戦争」が複数回行われたことにより、絶えず紛争や戦闘が起こっているイメージがつきまとう。 しかしながら現在のイスラエルはBRICsの後に続くほどの経済の成長が著し...
書評

ユーラシア動物紀行

大陸の中で最も広大な面積を誇るユーラシア大陸には様々な動物が生息している。もちろん日本列島もまたユーラシア大陸から派生して生まれたこともあり、縁は深く、日本に生息している動物の多くも、このユーラシア大陸にて生まれた。 本書はユーラシア大陸を...
書評

人生に疲れたらスペイン巡礼 飲み、食べ、歩く800キロの旅

スペインは別名「情熱の国」と呼ばれるほどの国である。ヨーロッパ大陸に位置づける国であれど、ラテンの印象もあり、そのことが情熱差を増長されている。世界最高峰のサッカーリーグの一つであるリーガ・エスパニョーラも行われており、銀河系軍団であるFC...
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