数字でわかる! からだのびっくり図鑑

人体には様々な不思議があることはよくある話である。しかしながら様々な面で「数字」にて求められるようなことは本書に出会うまでは見たことも聞いたこともなかった。そもそも人体には様々な仕組みがあり、大きさがあり、なおかつ特徴も存在する。それらの特性とはいったい何なのか、文字にするだけでは難しいのだが、本書は「数字」と「図鑑」にしており、かなり砕いて作られている。

パート1「人体のしくみ」
人体の仕組みや厚生、細胞や骨などの寿命、歯の固さから、人体にある元素など様々なしくみが在るのだが、全部とまでは行かないまでも、不思議と思ってしまう仕組みが明かされている。

パート2「人体の大きさ」
人体は様々な所で長さを測れる部分がある。もっとも血管にしても小腸にしても自分自身の身長を超えるほどの長さがあるものも存在しており、脳や髪の毛も数字で表すと驚くようなものにまでなるという。

パート3「人体の動き」
人体には様々な形で行動を起こすようになる。その呼吸にしても、涙にしても、食事中ではとても言えないようなことでも、様々な動き絵在るのだが、その動きにも数字にして見ると、考えられないような数字が出てくることもある。

パート4「人体の限界」
人体の行動には限界がある。もっとも行動のみならず、身体的特徴でもギネスブックに載るほどの記録まで存在するのだが、それを更新するにしても、限界があるのだという。その限界について取り上げている野が本章である。

人体には様々な不思議がある。その不思議が「数字」や「図解」にして挙げてみると、それもまた新たな「不思議」を表している。わかりやすく取り上げている部分もあるのだが、「不思議が不思議を呼ぶ」ようなこともあり、また新たな神秘を垣間見ることができた一冊と言える。