職場のクセモノと付き合う技術

著者の横山様より献本御礼。
職場には様々な人が働いている。その中には「クセモノ」と呼ばれて、様々な面で一癖も二癖もあるような人もいる。できればそのような人と避けたいというような心情も仕事を行っていく上ではあるかもしれないのだが、仕事の場ではそういったひととかかわっていくことも往々にしてある。そのクセモノと関わることはなかなか難しい部分がある。その関わっていく「クセモノ」をいかにして付き合っていくのか、付き合い方やコミュニケーションなども含めていくつもの技術・心得を伝授しているのが本書である。

第1章「職場のクセモノと付き合う7つの技術」
相手をクセモノにしている要因は実のところ「自分」である可能性も捨てきれない。もっとも自分自身の言動や行動、さらには口癖などによって相手をクセモノにしてしまうことも往々にしてあるためである。そのためクセモノと付き合う技術でもって、自分自身の行動を改めていくこともまた大切である。

第2章「クセモノ上司をあしらう9つの技術」
しかしながらクセモノになっていくは当人の性格によるものもあるため、その点では付き合っていく人自身で変わっていくのも難しい部分がある。しかしながら「あしらう」といった応答の仕方によって上司もまた気分を害することがなく、なおかつその上司の部下である方々もまたその人によるストレスを起こらなくする側面もある。

第3章「職場のクセモノと仲良くできる8つの会話術」
そのクセモノが会社にとって、業界にとってキーマンになるようなことがあれば、関わっていくほかない。しかしながら気難しい側面もあり、味方につけるには一筋縄ではいかない。その一筋縄ではいかない人に仲良くできるとこれ以上の見方はいない。味方にしていくためにも会話は気をつけておきたい所である。

第4章「あなたの味方をつくる7つの技術」
味方をつくるにしても、どのような人を味方につけるかによって自分自身の振る舞いも変わってくる。その変わってくる中でどのような味方をもち、なおかつつくっていくためにはどのような技術が必要なのかを取り上げている。

第5章「あなたを成長させる7つの心得」
成長をしていくために遭う様々な変化や行動が必要である。どのような人と関わっていくか、外見や中身を変えていくか、行動や分析をしていくか一つで「成長」の度合いも変わってくる。

クセモノとひとえに言っても、様々な「クセモノ」が存在する。そのクセモノとどのようにやりとりを行い、味方につけていくかによって自分自身の立場や考え方が変わってくる。ひいては他人からの視点も変わってくるのだから、本書のような付き合いの技術は持っていることで大きな武器になる。