自ら人生の舵を取れ! ～Find yourself Lead yourself～

人生にしても、ビジネスにしてもある種の船乗りと言えるのかもしれない。その中でも人生は自分自身の行く末をコントロールする必要がある。そのためには自分の人生を決める「リーダーシップ」が必要である。本書はそのリーダーシップ教育の必要性と自分で「舵を取る」必要性について説いている。

第1章「真のリーダーシップ教育の必要性」
「真のリーダーシップ」とは何なのか、本章では3つのタイプに分けている。一つは「恐怖政治」のタイプ、一つは「事例を示す」タイプ、最後に「エンパワーメント（権限の委譲）」のタイプであるという。それぞれのタイプによって性質は異なるものの、共通して言えることはリーダーシップを持つための「教育」をしていく必要がある。本章では具体的な方法と言うよりもむしろなぜ必要なのかの理由が中心となっている。

第2章「「自ら人生の舵を取る」大人に育てる」
会社はそれぞれ指揮命令系統のスタイルは異なってくるのだが、その中でも自分自身の人生に舵を取ることができるような考えを持つ、あるいはグローバル単位で考え、コミュニケーションや決断を行うような力を持つことを本章にて説いている。

第3章「多様なリーダーシップ教育」
リーダーシップを鍛えるための教育方法は様々であるのだが、本章では「プログラミング」と「英語」を主軸にしている。特に英会話はビジネスにおいても主張できるように対話できるようにしておく必要があるという。

自分の人生にしても、ビジネスにしてもリーダーシップを持ち、舵を取れるようにすることは必要なことであるのだが、その中でも心構えもあれば、英語力やプログラミング力を身につけることを主軸にしているという。これからの技術にしても、ビジネスにしても、日本のみならず、海外を舞台にすることを考えると「最低限」の技術と言えるのかもしれない。