人生にゆとりを生み出す知の整理術

元々「日本一のニート」と呼ばれていた。その要因として退職してからふらふらとして生きながら、ブログを開設し、さらにはシェアハウスを運営するまでになった。その要因の一つとなったのが「知の整理」と言うものであるのだが、どのような整理術を行ったのか、本書ではそれを伝授している。

第1章「情報を整理するインプットの技術」
情報を得るためには「インプット」がどうしても必要になってくるのだが、そのなかで、本をはじめとした様々な所で得られるようになる。そのインプットにしてもなんでもかんでもインプットしたら良いというわけでは無い。インプットをしながらも整理をして、より効率的にインプットを行っていく必要がある。本章ではその方法を伝授している。

第2章「頭を整理するアウトプットの技術」
インプットした情報をより良いものとするにはアウトプットは欠かせない。そのアウトプットを行うなかでブログなどのネット活用をする、あるいはノートなどの紙を利用して実施することもまた頭の整理をするにはもってこいである。

第3章「だるいを解消するモチベーションとスケジュールの技術」
インプット・アウトプットを繰り返し行っていくためにはモチベーションを維持することが大切である。続けていくうちに「だるい」という感情に支配されてしまい、もはや続ける意味があるのかどうかさえも疑ってしまうためである。それを解消するための手段の一つとしてスケジューリングがある。

知の整理というとなかなかできないと思っている方々もいるのかもしれない。しかし得た情報をより良いモノとしていくためには「整理」は欠かせないものである。その欠かせない整理をどのようにして行えば良いのか、実践する糧になる一冊が本書と言える。