国際政治

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中東 新秩序の形成―「アラブの春」を超えて

中東諸国では長らく独裁政治により、様々な「自由」が束縛されていった。むしろ「恐怖政治」と呼ばれるがごとく国民は恐怖に怯えつつ、度重なる政策によって疲弊しつつしていった。 その不満や憤懣がたまりにたまり、2011年1月、エジプトを発端とした大...
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なぜメルケルは「転向」したのか-ドイツ原子力四〇年戦争の真実

政治家は人それぞれの「思想」によって、その思想と合致する政党に入り、そこから政治的な主張や政策を構築し、実行していく。その思想を「転向」する事もあり得るが、それが政治家として国民に対する「裏切り」としてメディアや他の政治家が糾弾することも少...
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めざすは貧困なき世界―政府と市民の国際開発協力

日本における「貧困」と世界における「貧困」は異なる。日本における「貧困」は、「格差問題」などの所得や雇用によるところから生じるものであり、世界は戦争における難民など、もしくは強固な資本主義や独裁主義などから生じるものである。もっともよく似て...
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ホワイトハウス・フェロー―世界最高峰のリーダーシップ養成プログラムで学んだこと

アメリカ政治の中枢であるホワイトハウスだが、この中で働いている人の中に「ホワイトハウス・フェロー」がいるという。その職業はどのような仕事を行っているのか、その職業に就くまでにはどのようなことが必要なのか、本書はホワイトハウス・フェローのOB...
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後継者 金正恩

1994年の金日成死去から約17年間独裁者として君臨した金正日が昨年の12月に帰らぬ人となった。後継者は2009年に金正恩と決まっており、実質的に金正恩を中心とする後継体制が固まっているのだという。 後継者としての修行期間もわずか3年しかな...
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官僚制批判の論理と心理 - デモクラシーの友と敵

近頃のTVや新聞でも相変わらず「官僚批判」が後を絶たない。もっとも「官僚を叩けば日本は良くなる」といった幻想を信じているようにしか私には思えない。 しかしその「官僚制批判」を政治哲学という観点から紐解けるという。本書はそれを明かしている。 ...
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社会主義と個人 ―ユーゴとポーランドから

「資本主義」と「共産主義」、そして「社会主義」と、国家主義には様々なものがある。私たち国民はそれらをどのように受け止められるのか。 日本では「資本主義」であり、中国は「共産主義」の体制を取っているが、言論的な統制など細々としたものを除くと、...
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リーダーは半歩前を歩け

リーダーは人よりも前に行かなければいけない、ということはビジネス、政治に限らず、様々なリーダー論の中でいわれているのだが、本書は「半歩前」で良いといっている。一歩前や二歩前ではなくなぜ半歩前なのか、そしてそれらの違いとはいったい何なのか、本...
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北朝鮮はなぜ潰れないのか

北朝鮮は日本の終戦後、当時のソ連のバックアップによって建国された国である。金日成がトップである主席となり、独裁政治を築いていった。金日成が92年に病気を理由に政治の世界から一線を退くと(94年に死去)、息子の金正日が総書記となり実験を握った...
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台湾ナショナリズム 東アジア近代のアポリア

台湾と日本は切っても切れない関係である。1894年、日清戦争により台湾が日本に割譲されてからというもの、「四害」の一つと言われるほど腐敗していた島を、先進国並に発展させた。しかし戦後、台湾は国民党独裁政治、厳密にいったら(しょうかいせき)独...
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