日本 ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活 大阪府大阪市西成区は日本最大の「ドヤ街」として有名である。中でも北部にある「あいりん地区(釜ヶ崎)」もあり、本当の意味で「様々な」人たちが住み、働いている場所である。そのドヤ街に著者が78日間生活したという記録が本書である。 第一章「ドヤ街... 2019.09.08 日本書評
時間術 最適な「人生のペース」が見つかる 捨てる時間術 よくある「時間術」はビジネスや仕事における「時間術」を表すことが多いものの、本書で取り上げる時間術はどちらかというと仕事のみならず「生活」における時間術も取り上げている所に特徴がある。もっとも人生においても、時間のムダと呼ばれるようなものが... 2019.07.20 時間術書評
書評 年収300万円の悪習慣 年収1000万円の良習慣 年収1億円の人のすごい習慣 サンライズパブリッシング様より献本御礼。 「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」 この言葉は心理学者であり哲学者であるウィリアムズ・ジェイムズの言葉であるのだが、習慣... 2018.12.28 書評習慣術
SF AIのある家族計画 AIの技術は日進月歩の如く進化しており、ついに私たちの生活の中にも入りつつある。もっとも本書のタイトルにあるような「家族計画」は、あくまでフィクションではあるにせよ、現実味を帯びている面も拭えない。 SF要素が満点の作品でありつつも、現在の... 2018.11.16 SF書評
書評 食べ物がからだを変える! 人生を変える!! 「医食同源」という四字熟語が存在する。それは 「病気をなおすのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだということ」(「広辞苑 第七版」より) という。もっとも食に気をつかうことによって、難病を治したという話をテレビや本... 2018.05.23 書評民俗・風評
エッセイ 時の名残り 本書の著者である津村節子氏は今年の6月で卒寿を迎える。その卒寿を迎えるとなると作家活動の集大成とも言えるような作品も出てくるのかも知れない。 その一つとして本書があるのだが、89年もの時を流れた中での名残を見つけに様々な旅を続け、12年前に... 2018.01.23 エッセイ書評
書評 神奈備 2014年に起こった御嶽山噴火の犠牲者や被災者とその遺族・家族の方々のために捧げた一冊が本書である。 本書はその御嶽山の麓に住んでいる少年立ちの物語である。その物語には神に対して悲劇となるような出来事・試練が起こりながらもそれを乗り越えると... 2017.12.12 書評青春
エッセイ 猫返し神社 ある意味珍しいエッセイである。本書の著者の名前を見ただけでピンと思いつく方もいると思うのだが、その方はジャズを少なからず知っている人と言える。そう著者は日本における有名なジャズピアニストである。もちろんジャズピアノにまつわる本は数多く上梓さ... 2017.11.10 エッセイ書評
書評 大雪物語 そろそろ冬の時期であるため雪にまつわる一冊を読んでみたくなった。そのため本書のような短編集が見つかった。 ちなみに本書は長野県のとある街を描いているのだが、長野県自体は日本アルプスに面した豪雪地帯の一つであり、本州でも冬は特に寒い地域の一つ... 2017.11.08 書評短編集
書評 しない生活 煩悩を静める108のお稽古 最近は色々とやることが多くなった。もっともやることを潰していくと、その後にはまたやることが生まれていく。そのことからやることが雪だるまのように増えていき、パンクすることも時々ある。自分自身が仕事好きという困った体質なのかも知れないのだが、最... 2017.10.23 書評習慣術