温泉妖精

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本書のタイトルを見るに、メルヘンチックな部分もあれば、庶民的な部分も見え隠れするイメージを持ってしまう。しかし本書はメルヘンチックと言うよりも、温泉を舞台にしたドタバタの物語を描いている。

本書の主人公は母や姉にコンプレックスを抱き、美容整形を繰り返す20代の女性と、温泉旅館に対して何かにつけてクレームを放つ中年男性との出会いを描いている。舞台が温泉なので何かにつけて恋愛ものなのかと思ったのだが、舞台が温泉なだけで、凸凹の関係を生み出すコメディチックな作品ともいえる。

中編小説なので、スッと読める分、伏線の残る作品であり、続編がどうも楽しみになってしまう。とどのつまり本書だけでは満足考えられないため続編が出たら本書で出てきた謎が一気に解決できるのかもしれないと思ってしまう。そういう一冊であった。

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