ヨーロッパ・ラウンド突入前、最後のGPの地であるバーレーンにやって参りました。
重たい話ですが、一昨年のバーレーンGPは「アラブの春」の飛び火により開催中止に追い込まれたことが記憶に新しいです。昨年は開催されていたのですが、その開催にまつわる抗議デモもあり、一時は中止か、という報道もありました。で、今年も開催に抗議する運動も起こり、それに関する爆破事件も発生しました。このGP自体バーレーン王室の強い招聘によって開催されており、それが引き金になっているのかもしれません。
さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。
<1回目>
順位 | ドライバー | チーム | タイム | ラップ数 |
1 | F.マッサ | フェラーリ | 1:34.487 | 11 |
2 | F.アロンソ | フェラーリ | 1:34.564 | 19 |
3 | N.ロズベルグ | メルセデスAMG | 1:34.621 | 22 |
4 | S.ベッテル | レッドブル | 1:34.790 | 20 |
5 | P.ディ・レスタ | フォース・インディア | 1:34.949 | 17 |
6 | J.バトン | マクラーレン | 1:35.069 | 22 |
7 | M.ウェバー | レッドブル | 1:35.101 | 19 |
8 | A.スーティル | フォース・インディア | 1:35.119 | 19 |
9 | K.ライコネン | ロータス | 1:35.345 | 17 |
10 | R.グロジャン | ロータス | 1:35.611 | 14 |
11 | S.ペレス | マクラーレン | 1:35.640 | 23 |
12 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:35.783 | 16 |
13 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1:35.792 | 16 |
14 | J.ベルニュ | トロ・ロッソ | 1:36.014 | 19 |
15 | D.リチャルド | トロ・ロッソ | 1:36.485 | 20 |
16 | P.マルドナード | ウィリアムズ | 1:36.498 | 17 |
17 | N.ヒュルケンベルグ | ザウバー | 1:36.755 | 20 |
18 | E.グティエレス | ザウバー | 1:37.214 | 21 |
19 | C.ピック | ケーターハム | 1:37.850 | 20 |
20 | H.コバライネン | ケーターハム | 1:38.401 | 20 |
21 | M.チルトン | マルシャ | 1:39.445 | 12 |
<2回目>
順位 | ドライバー | チーム | タイム | ラップ数 |
1 | K.ライコネン | ロータス | 1:34.154 | 31 |
2 | M.ウェバー | レッドブル | 1:34.184 | 26 |
3 | S.ベッテル | レッドブル | 1:34.282 | 29 |
4 | F.アロンソ | フェラーリ | 1:34.310 | 29 |
5 | P.ディ・レスタ | フォース・インディア | 1:34.543 | 35 |
6 | F.マッサ | フェラーリ | 1:34.552 | 34 |
7 | R.グロジャン | ロータス | 1:34.631 | 33 |
8 | N.ロズベルグ | メルセデスAMG | 1:34.666 | 37 |
9 | A.スーティル | フォース・インディア | 1:34.932 | 33 |
10 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | 1:34.976 | 29 |
11 | J.バトン | マクラーレン | 1:35.356 | 32 |
12 | J.ベルニュ | トロ・ロッソ | 1:35.506 | 36 |
13 | S.ペレス | マクラーレン | 1:35.589 | 37 |
14 | D.リチャルド | トロ・ロッソ | 1:35.761 | 33 |
15 | N.ヒュルケンベルグ | ザウバー | 1:36.133 | 36 |
16 | P.マルドナード | ウィリアムズ | 1:36.279 | 33 |
17 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:36.579 | 28 |
18 | E.グティエレス | ザウバー | 1:36.616 | 34 |
19 | C.ピック | ケーターハム | 1:37.061 | 33 |
20 | M.チルトン | マルシャ | 1:37.313 | 33 |
21 | J.ビアンキ | マルシャ | 1:37.363 | 29 |
22 | G.ヴァン・デル・ガルデ | ケーターハム | 1:37.970 | 34 |
1回目はかつて2007・2008年と優勝経験があり、「左回り」のサーキットに強いマッサが、2回目は歴代3位のファステストラップ数を誇るライコネンが獲得しました。前戦とは大きく異なり、1回目は20周前後、2回目は30周以上周回を重ねており、データとしてもほぼ予想としても参考になるものが出てきたかと思います。
(直前になりタイヤ変更も影響されているのかもしれませんが)
さて、PP予想と行きましょう。
本命:ライコネン
対抗:ヴェッテル
要注意:マッサ、アロンソ
たぶん、予選のタイム差はほとんどない中での戦いになると考えられます。その中でQ3のラストアタックが大きな勝負になるのかと思われます。