年末企画第2弾は「社会科学」本ランキングです。今年は63冊取り上げました。時事的な問題や社会そのものの歴史といったものも取り上げてきました。
今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。
第5位:女一生の働き方―貧乏ばあさん(BB)から働くハッピーばあさん(HB)へ
まずは「超高齢社会」ですね。貧乏になってしまう様な現状もあれば、その一方でばあさんになってもバリバリ働いて、幸せなばあさんもいると言うことを知らしめた一冊です。
第4位:アベノミクスの真実
昨年末から言われ続けているアベノミクスですが、肯定的にとらえた本もあれば、否定・批判を行った本もありました。本書はそんな中でもアベノミクスの実行に携わった方の立場から、アベノミクスを検証していく、という一冊なので、斬新さがありましたね。
第3位:柔道事故
体育で柔道の授業を取り入れる所が増えているのですが、一歩間違うとケガ、さらには死に至らしめるような事もあります。これは自分自身もそれでケガをした体験もあったので看過できない、と思って取り上げました。
第2位:里山資本主義~日本経済は「安心の原理」で動く
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藻谷 浩介/NHK広島取材班 KADOKAWA 2013年07月
ちょうど私の誕生日に書評をいたしましたが、ちょうどその日に、この本の出版記念イベントに参加致しました。クローズなイベントだったんですが、本書の内容から、本書で書けなかったことまでブログでは言えないような内容がぎっしりと詰まって充実したイベントでした。また、本書も里山でも安心して暮らせる原理を知るよい一冊だったと思います。
第1位:レッドマーケット~人体部品産業の真実
このカテゴリーの中で言えば、本書ほどショッキングな一冊は無かったと思います。表紙にもあるとおり、まさに非人道的な商売、さらには実験といった事が生々しく描かれており、読んでいて背筋が凍ってしまうほどでした。
次回は「文芸・評論」本ランキングです。
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