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2018年2月

ナイス☆エイジ

「2112年から来た未来人だけど質問ある?」(本書帯紙より) この一文を見たときに、私に限らず「ドラえもん」を連想してしまうかも知れない。しかし本書で取り上げている未来人は決して猫型(たぬき型?)ロボットのことではなく、あくまで人間である。 その未来人の孫と主人公との同棲生活を行っていくのだが、あたかもドラマにもなった小説「電車男」のようなネット民とのやりとりが出てくる。あたかも当事者と野次馬のよ […]

人生を変える断捨離

ダイヤモンド社さまより献本御礼。 かねてから「断捨離」にまつわる本は数多く上梓され、整理などを行う際にも行われる方法の一つとして取り上げられているのだが、もっともそれがなかなかできない人も数多くいる。分かりやすい断捨離の方法は他の本でも取り上げているのだが、本書では「断捨離」を人生に対して変化をするための「断捨離」を取り上げている。 第1章「だから、あなたは捨てられない」 川は流れるからでこそ「清 […]

昭和30年代に学ぶコミュニケーション―不易流行の考え方

コミュニケーションの手段は多岐にわたるのだが、論者によっては希薄化しているように見えており、主張している人も少なくない。もっとも著者もその一人であり、電車で移動している最中にスマホを見ながら下を見るような人が多くなっていることを売れいており、本書を上梓した理由としてあるのかも知れない。実際にコミュニケーションのあり方は変化しており、本書の題材となっている昭和30年代と現在とでは大きく異なる。そもそ […]

「数字」が読めると本当に儲かるんですか?

経営や仕事を行うためにも「数字」がどうしても必要になってくる。その必要になってくる数字は経営や仕事が健全に行われているのか、相でないかも含めて行われる指針として表しており、数字を知り、改善することによって儲けにもつながる。経営としても当たり前の話であるのだが、実際にそれが「分かっている」「実行している」かどうかの違いは大きく、とりわけ後者はなかなか実行してもうまく行かないといったケースも少なくない […]

エンディング・パラダイス

人生の終わりの時に何を行うのか。本書では人生の終わりのために遺骨収集を行う旅へと出かけた。その理由としては亡き父の遺言によるものであり、人生の総決算をするための旅であった。 しかしその旅の中で見つけたある村に根を下ろすこととなる。そこはまるで「桃源郷(パラダイス)」と呼ばれるようなむっらに行き着くようになった。原始的な暮らしながらも人とのつながりが深く、日本にはないようなもの、もしくはかつて日本に […]

いい人生は、最期の5年で決まる

人生はいつ終わるのかは分からない。もっとも人生が終わるまで何年生きられるかというのは占いでも、医学でもだいたいは分かるかも知れないのだが、その予測も大いに外れることとはよくあることである。 そもそ自分の人生の終わりをどのようにして行けば良いのかという、いわゆる「終活」と呼ばれる動きも近年ではめざましくある。その終わりの人生をどのようにして生きるのか、本書では「5年」の区切りでもって説いている。 第 […]

「読む」「書く」「考える」は5分でやりなさい!

仕事において読むことや、書くこと、そして考えることは必要なことであるのだが、それをいかにして効率化することによって重要な仕事に手をつけることができるようになる。その重要な仕事に時間を費やすためには最速で緊急の仕事を片付けておく必要がある。そのためには速さと時間を意識する必要がある。それらの方法とは何か、その技術を伝授している。 第1章「時間と気持ちをコントロールする技術」 時間と気持ちをコントロー […]

茶と琉球人

琉球王国時代には内地と呼ばれた本州ではないような文化・名産品がある。その中の一つとして琉球王国独特の「茶」がある。その茶はいったいどのような物なのか、そして琉球王国の中でどのように栄えていったのか、そのことを取り上げている。 第一章「琉球人の自然への営みと茶」 琉球王国は現在の沖縄と同じく、気候の面では亜熱帯であり、なおかつ台風の直撃もある。その中で茶の生産は難しいように見えて田畑はある。もっとも […]

こどもの「ちがい」に戸惑うとき

「みんなちがって、みんないい」 こういう言葉は小学生の時分でもよく聞いたことがあり、今もなおそう思っているのだが、だからといってその「ちがい」に戸惑い、悩むような子供も少なくない。もっというと、「ちがい」がいじめの対象になったり、コンプレックスとして足枷となったりするようなことがある。その戸惑いをいかに解消するのか、それは本書に詰まっている。 <ここで生まれて、ここで生きた> 生まれ育ちながら、先 […]

はじめての研究レポート作成術

大学では研究を行うために、あるいは講義を受ける、テストのためにレポートを作成することがほぼ当たり前のようにあるのだが、社会人になってくるとそういった機会は一部を除いてほぼなくなる。その「一部」というのは研究職をはじめ、検証をするためにレポートを書く職種もあるためである。 しかし研究をする中でレポートを作成するような方々もいるのだが、いざ書こうと思ってもどのようにして材料を集め、そしてレポートを作成 […]