調べる・発表する 伝え方教室

調べ物をしたり、発表するためにはどうしても「資料」はどうしても必要になってくる。それらの資料を集めたり、調べたり、する事でインプットになり、そこから発表したり、レポートなどの資料にまとめたりしてアウトプットをする事も必要になってくる。

かくいう私自身も書評をすることでインプット・アウトプットを行っているのだが、そのことで「伝える」ことを鍛えている(まだまだ未熟であるのだが)。本書は新聞記者の観点から情報を集め、アウトプットをするコツを学生を対象に伝授している。

第1章「プロの記者はどうやってメモをとっているのだろう」
新聞記者は様々な情報を集める。時として色々な文献、さらには足を使い、電話などの伝達ツールを駆使することによって情報を取り入れることができる。集める情報にはメモもあればレコーダーを使って会話のメモを取るようなこともある。他にもインタビューをする極意を追っている。

第2章「「ニュースはヤフージャパンで見れば十分」といえるか」
ニュースを見るといっても、最近ではインターネットを利用、それも「ヤフージャパン」を見ることは自分自身もよくある。しかし最近ではスマホアプリでも多岐にわたるニュースアプリもある。中には新聞に匹敵するような濃い情報もある。それも必要であるのだが、新聞や雑誌なども詳細に近づくような情報は数多くある。

第3章「図書館を利用しよう」
他にも深い次元で情報を取り入れるためには「書店」や「図書館」がある。本の中には新聞やネットでは知り得ない情報があり、なおかつ本は数百~数千円といったお金でがかかるため、信用度も高く、なおかつ深掘りをすることもできる。

第4章「小論文・レポートの書き方」
本や様々な所から得た情報をインプットして、まとめる「アウトプット」を行うことが必要になる。しかしその「アウトプット」にしても「伝え方」が大事になってくる。本書の根幹に関わるようなものであり、なおかつ本章ではフォーマルな場で文章にて伝える「レポート」や「小論文」にて行う「伝え方」を取り上げている。

第5章「クラスメートの前で発表するコツ」
最後は「プレゼンテーション」である。言葉にして伝えることによって議論の的になったり、伝えたりすることができるために、どのようにして伝えていけば良いのか、そのことを取り上げている。

伝えることは非常に重要な要素であるのだが、その伝え方一つで相手に理解できる、できない、議論の的になる、ならないが変わってくる。普段の会話でもそうであるのだが、学生にとっての議論・プレゼンテーション・レポートでも「伝える」ことは何よりも大事である。

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