農学が世界を救う!――食料・生命・環境をめぐる科学の挑戦

皆さんは「農学」という学問をご存じだろうか。私自身も農業に関する本はいくつか取り上げたことはあるのだが、「農学」という学問は初めて聞く。具体的に農学とは何かについては第1章で述べることとして、その農学の可能性と挑戦についてを述べているのが本書である。

第1章「農学って、どんな学問?」
「農学」とは、簡単に言うと「農業に関する学問」であるのだが、実を言うと単純に農業ばかりでなく林業・水産業・畜産業など「生産」にも大きく関わるため、生産技術の向上や加工技術などを研究する学問である。
さらに言うとそれに密接して環境問題や食糧問題に関して農業を中心に解決する糸口を見出すこともまた「農学」の役割である。

第2章「いま、農学が社会から求められていること」
第1章でも述べたように農学は「食糧問題」や「環境問題」に密接する学問であると書いたのだが、それだけではない。食糧などを生産するため、それを流通するための経済にも関わってくる。生産・消費をするためのお金の流通によって経済の循環が良くなり、国としても潤う。そのため農学に求められることは人間としての食や地球環境だけでなく、その国そのものにも関わってくる根幹にも及ぶ。

第3章「食料科学の新たな役割を考える」
サイエンスの話に移っていくのだが、食べるものにしても品種改良をするために科学の力は必要である。さらに病虫害を防ぐことにも役立てられ、農作物においてバイオ燃料にするなど環境面で再利用をするなど様々な側面で新たな役割を見出すための科学的な見地で研究が行われている。

第4章「生命科学へのいざない」
生命科学的な見地で農学をどのようにして関わっていくのかという研究もある。農作物も植物の一種であり、意味を広げると「生命」に関わる研究である。

第5章「環境科学の挑戦」
環境問題に対して科学的に土のようにして関わっていくか、生物保全をして行くには、農作物との関わり方を研究していくこともまた環境科学における使命である。環境科学もまた農学のカテゴリーの中の一つとしてあり、環境問題や生態の維持などにも大きく関わってくる。

「農学」とひとえに言っても生産に関する研究のみならず、生態の維持や環境保全と言ったものに至るまで多岐にわたっている。しかし言えることは私たちの生活に大きく関わっていることが言える。そのことを知るきっかけが本書にある。

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