あなたがスマホを見ているとき スマホもあなたを見ている

本書のタイトルからして、今のスマホの現状を見ているように思えてならない。最近ではセキュリティの観点から人がスマホにて除いた内容が他人に流出するようなニュースもちらほら聞くためである。

本書はそのそのことも含めて歩きスマホなどについて批判をしたエッセイの一つであり、表題も含めて、昨今の日常に鋭く切り込んだエッセイ集である。

新聞やテレビのニュースはもちろんのこと、実際に歩いてみて気づいたことなど些細なところでも、「おかしい」と思えることがいくつもある。

日常の中にも多かれ少なかれの「事件」や「出来事」がありなおかつ「変化」がある。その変化は本当に正しい方向なのかも含めて考えされられ、なおかつ目の付け所を養うにも格好の一冊である。ちなみに本書は讀賣新聞の「スパイス」というコラムで連載されたものを書籍化したものである。

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