入社3年目までに身につけたい上司のトリセツ 急なムチャぶり、理不尽な怒りを華麗にかわして成果を上げる方法

著者の横山様より献本御礼。
就職してから、会社のなかでのコミュニケーションなどの振る舞いが大切になってくる。その中でももっとも多く関わる人としては「上司」にあたる方々であるのだが、どのようにして関わるか、そして評価を受けたり、信用を得たり、努力をしたりするにはどうしたらよいかを取り上げている。

1章「評価のトリセツ」
上司や人事から評価を受けて、その後のキャリアを進めて行くにはどうしたら良いかの指針を得ることができる。しかしながら「評価」をするのはあくまで「人」であるため、相手に対してどのような印象を持たれるかも左右される。その左右するなかで「正しい評価」を受けるためには、良い印象を受ける、外面だけでなく、行動・振る舞いなどでも良い印象を持って、正しい評価を得るためにはどうしたら良いかを取り上げている。

2章「気遣いのトリセツ」
相手から相談を受けるようなこともある。また会社は上司に限らず、先輩・後輩・同輩などの関係性が問われる。その中には「気遣い」が訪われるところがあるのだが、そのやり方次第では相手からの評価も大きく変わってくる。どのように気遣いを行うか、気持ちを伝えるのかを取り上げている。

3章「上司のトリセツ」
上司と良い関係を築くにも、叱られ方や叱り方、謝罪、仕事のありかた、出世などの振る舞いなどのことについてどのように行ったら良いのかを提示している。

4章「信用のトリセツ」
信用を得る「相手」はそれぞれである。その相手に対して信用を得るためにはコミュニケーションなども大切であるのだが、お金の支払いや食事、さらには御礼の品なども

5章「努力のトリセツ」
努力をするにしても、「報われる」「報われない」の2種類がある。もちろん努力をすることは大切であるのだが、相手に対して何の印象も受けないような努力をしてしまうと、自分自身も疲弊をする。そうならないための目標設定から、伝わり方までを本章にて問うている。

本書はトリセツと題しているのだが、専らクイズ形式で今行っていることを振り返り、どのような振る舞い、行動などを行ったら良いのかを修正することができる。会社は人との集まりによって成り立っている。出世などのキャリアアップを図っていくためには自分自身のこれまでを振り返ることもまた大切であり、その振り返りとして本書が役立つ。

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