2020-03

国内

汐凪を捜して―原発の町大熊の3・11

今日で東日本大震災発生から9年を迎える。思えば当時は仕事をしていたのだが、一瞬にして、日常が崩れ去ったことを思い出す。地震発生から繰り返すこと、余震が何度も発生し、一瞬地球の終わりとも思ってしまったほどである。しかしそれ以上に東北をはじめと...
書評

スイミングスクール

スイミングスクールというと私に取っては縁遠いものだった。小学校の時に友だちが、スイミングスクールに通ったことがあると言うだけで、私自身もどのようなスクールなのか想像すらつかなかった。 私事はさておき、本書はスイミングスクールに通う主人公と母...
仕事術

いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則

「空気を読め」と言うような言葉が十数年前から言われているのだが、良くも悪くも日本は「世間体」や「空気」といったものを重んじている。しかしその空気も悪いモノになってくるとなると、その空気の中にいたくないとも言える。その空気を変えることもまた一...
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医学

天才と発達障害

天才と呼ばれる方々の多くは、何かしらかのハンディやリスクなどを抱えている。もっともその中には端から見ると「精神異常」にも見えるような人もいた。少し話が変わるが、かねてから取り上げられた「発達障害」についても元々は病気ではなく、特徴として捉え...
システム

さよならセキュリティ つながり、隔たる、しなやかなセキュリティの世界

インターネットが隆盛し、もはや当たり前のものとなっている存在になったのだが、その分「セキュリティ」が重要なものになってくる。とくにIoT(モノのインターネット化)が進んでいくにつれ、重要度がますます増してくる状況にある。 セキュリティという...
書評

クラシック音楽とアマチュア

元々私自身、中学・高校と吹奏楽を、大学ではオーケストラで演奏していた。その名残もあってか、趣味にはクラシックや吹奏楽を中心とした音楽鑑賞がある。 私事はさておき、本書で取り上げる「アマチュア」はアマチュアで活躍する演奏者のことを指している。...
国内

総中流の始まり 団地と生活時間の戦後史

日本が高度経済成長期の時によく言われた言葉として「一億総中流」という言葉が多く取り上げられた。具体的にいつ頃からできたかというと、1965年とあるため、今から55年前のことである。それから完全に定着したのが70年代にかけてとも言われている。...
国際経済

自由貿易は私たちを幸せにするのか?

「自由貿易」はというと、ニュースなどのメディアでは頻繁に流れてくるのだが、あまりピンとこない方もいることだろう。もっとも自由貿易自体、ものの輸出・輸入に関わることであるため、私たちの生活に大きく関わってくることとなる。もともと「自由貿易」と...
国内

ルポ 母子家庭

「母子家庭」となっている家族は数多くあるのだがその中には、本書で取り上げられるほどの悲しく、重苦しい境遇を辿る母子も少なくない。本書はその中でも5つのエピソードを取り上げているのだが、どれも私の想像を絶している。 第一章「母と子の悲しい現実...
時代

項羽と劉邦、あと田中

「項羽と劉邦」とは、中国大陸において紀元前200年代に起こった「楚漢戦争(そかんせんそう)」を表しており、秦王朝を滅ぼした項羽(項籍)が、自ら「西楚の覇王」と名乗り「楚」を都にした国をつくった。一方の劉邦は漢王となったが、その2つを中心とし...
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