採用ファースト経営 中小企業の加速度的成長を可能にする 超攻撃的「人財ファースト経営」の全貌

新型コロナウイルスの影響により、企業の倒産も相次いでいるほか、さらには早期退職や希望退職の募集をかけるなど困窮している事情を持っている所もある一方で、コロナ以前から人材不足にあえいでいる企業も少なくない。

そこで本書である。本書は大量採用を行い、さらに研修を実施して、戦力にして定着化するまでの方法を伝授している。

第1章「「採用ファースト経営」とは」

そもそも起業にとって人材は「人財」であり、財産の一つとして数えられる。特に中小企業の多くは人材不足に悩んでおり、どのように採用し、育てるかについて頭を抱える所も少なくない。そのためにあるのが「採用ファースト経営」である。

第2章「「採用ファースト経営」実現のための社内改革」

では「採用ファースト経営」を形にしていくにはどうしたらよいか、まずは事業や経営計画から入っていき、そして「人財」をどうしていくか、そしてどのように人を集め、採用を行っていくか。さらには採用した「人財」として育て、戦力にしていくかを列挙している。ようは「社内」もそうであるのだが、会社そのものの事業や経営を変えていくことからスタートとなる。

第3章「中小企業が「新卒大量採用」を実現する方法」

大量採用を行って行くにあたり、募集人数を増やしていくことが先決になってくる。申込みを行いたい人を増やしていくためには、採用の時期はもちろんのこと、説明会やメール、インターンシップといったところにも目を向けておく必要がある。

第4章「「即戦力化」と「定着化」の秘訣」

採用した人財をいかにして育て、定着化し、戦力として育てていくか、もちろん仕事を行っていく中での「評価」をどうしていくかも大切になってくる。

「採用ファースト経営」はもちろん大量採用を行っていくこともあるのだが、どのような人を採用し、さらには人財として育てていくか、また定着を図っていくといった側面が必要になってくる。人材不足に悩んでいる会社であれば、どこがいけなかったか、そしてどこを直したらよいのか、そのフィードバックを行っていく参考となる一冊と言える。