集中力をつけるには色々な方法がある。やり方自体も、そのきっかけとなるのも人それぞれでもある。本書はその集中法の一つであるが、主に「視覚」を意識することによって、集中をすることができるだけでなく、リラックス効果もあるなどがある。
Part1「不調やミスの原因は「視覚」にあった」
「視覚」にまつわる力というと「視力」と言うのがあるのだが、その視力と言うよりも「視る力」といった表現としている。「視力」と「視る力」の違いとは何か、そこには眼を雨後買う力など「見える」と言うよりも、自発的に「見る」ための力を表している。その視る力を鍛えるためにビジョントレーニングがある。
Part2「「見る力」を鍛えれば生活が変わる!」
視力にしても視覚機能にしても、やりようによれば鍛えることができる。その視る力を鍛えるためにはどうしたら良いのか、眼球運動のみならず、視覚的な認知能力を鍛える方法なども取り上げている。
Part3「「1分」でできるメンタル・リセット術」
眼球運動は集中力だけでなく、メンタルトレーニング・メンタルコンディショニングにも効果がある。トレーニングというと1日1時間もやらなければならないといったイメージを持たれる。ところが本章では「1分」でできるトレーニング法があり、それを5セット、合計5分を個なうことにより、メンタル面でのリセットにつながる。
Part4「「1分」で体も目覚めるアイ・トレーニング」
眼のトレーニングは、眼の「筋肉」を鍛えることにある。とはいえどただ立ったままで眼球運動をするだけではない。全身を使って視点を鍛える方法もあり、全部で16個の方法が取り上げている。
Part5「集中力を高める5分間トレーニング」
最後は集中力である。眼の動かすことでのトレーニングをもって集中力を高めることができる。特にスポーツ選手でも集中力を鍛えるトレーニングとして採用されていることから、より実践的なトレーニング方法が明かされている。
特に集中できない時や、眼の動きが活発でなくなったときに是非とも実践したい一冊である。仕事を行うにしても、スポーツを行うにしても「視覚」は最重要の感覚の一つであるため、視覚、いや「視る力」はどうしても鍛えたいところである。そのトレーニング法が網羅されている。
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