いよいよ9月20日から「ラグビーワールドカップ2019」が開催される。私がよく行く所でも、ラグビーワールドカップに関するPRが盛んに行われており、全国12会場で熱戦が行われる。そのことを考えると「今、ラグビーが熱い」という言葉が似合うほどである。
よくあるラグビーの試合は1チーム15人(通称:フィフティーン)が有名であるのだが、これは「ラグビーユニオン」と称されている。他にも13人制の「ラグビーリーグ」もあれば、7人制ラグビーもある。
ちなみに本書は「7人制ラグビー」を取り上げているのだが、目指す場所は国体であり、なおかつラグビーの街である岩手県釜石市がモデルとなっている釜崎市が舞台となっている。実際に国体にはラグビーの種目があるのだが、現在は男子の15人制と7人制、そして女子絵の7人制がある。
その中でも7人制の女子ラグビーを舞台に、切磋琢磨しながら国体での優勝を目指す姿が描かれている。ラグビーにかける青春、過酷な練習の中「オールアウト」となる女性たち、そして試合後の「ノーサイド」、それぞれの姿が丁寧かつ、如実に描かれていたのが印象に残った。
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