「凛と生きる」にはどうしたら良いのか、そのことを考えることがある。そもそも「凛」とはどのようなものなのか、そしてそれを形にする方法とは何かそのことを取り上げている。
なお本書の著者は今からちょうど1年前に94歳で逝去された。
第1章「おむすびの「手」のぬくもりが“透明感のある旨味”をつくる」
ちょっとした料理でもぬくもりのある料理をつくることができ、身も心も癒してくれる。もっとも「命」の大切さを知ることができる機会も食事として挙げられる。
第2章「今日とは違う明日を「足」で生きる」
「足」というとウォーキングやランニングを連想してしまうのだが、実際には人生における「歩み」のことを表している。その人生における歩みについて「昨日」「今日」「明日」の生きかたを取り上げている。
第3章「「はい」「ありがとう」「ごめんなさい」の“ひと声”が透明への第一歩」
感謝や挨拶はコミュニケーションにおける最大の潤滑油の一つである。それらを多用することによって自分も相手も良い影響を及ぼすことができる。
第4章「“無限の安心感”に包まれる「心」の作法」
安心をすることはここ最近では重要な要素と言える。もっとも先もわからない中で不安が募るようなこと、不満に思うようなことは数多くあるためである。そういったことから「安心」を得るためにはどのような心構えを持つべきか、そして行動を起こすべきかを取り上げている。
第5章「限りなく透明に凛として生きるには?」
本書は哲学者・司祭・医者の3人とそれぞれ対談を行い、それぞれの観点から「生きる」にはどうしたら良いのかを取り上げている。
凛として生きる方法は人それぞれなのかもしれないが、それは哲学や宗教というよりも「あたりまえ」といったことを一つ一つ捨て去りながら、感謝の気持ちを持つことが大切なのかもしれない。簡単なことのように見えて意外にも忘れられていたものとも言える。
コメント
突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
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>蔵前様
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>蔵前様
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