今日のランキングは「文芸・評論」本のランキングです。今年は35冊取り上げました。有名な作品もありましたが、マイナーな作品を取り上げることがほとんどでした。でも自分自身が面白いと思った作品ばかり取り上げました。
今回はこの中から印象に残った本を5冊紹介致します。
第5位:丘の上の邂逅~三浦綾子生誕90周年記念出版
「氷点」や「銃口」で有名な旭川出身の三浦綾子が地元旭川でどのような人生を送ったのかを綴った一冊です。同郷の作家なのでかなり親近感がわいた一冊でした。
第4位:GF(ガールズファイト)
短編集ですが、それぞれの少女の「戦い」を描いた一冊です。戦いと行っても色々なものがあり、社会との戦いもあれば、スポーツでの戦いもあり、本当の意味での戦争もあるなど様々な「戦い」を見せてくれます。
第3位:いねむり先生
麻雀界では「雀聖」と呼ばれて、今もなお愛されている阿佐田哲也(色川武大)との出会いについての自伝的な一冊です。伊集院氏でしか見ることができなかった阿佐田氏の一面を垣間見ることができた一冊でした。また、ブログでは取り上げられませんでしたが、秋にはスペシャルドラマにまでなりました。
第2位:裸にされた花嫁
小説は色々なペンネームや実名やら取り上げられますが、この本は作者が匿名である珍しい一冊です。実話なのか、それともフィクションなのか、本当にわからないような一冊なんですが、読み進めていくウチにノンフィクションの感じもしてなりませんでした。
第1位:ドール~ルクシオン年代記
SF作品は色々とあるのですが、本書ほどボリュームのある本は初めてでした。しかし内容は非常にわかりやすく、かつスリリングで清々しい展開を見せてくれたのはありませんね。しかも分厚いながらも読んでても苦にならない本も珍しかったです。
次回は「ビジネス」本ランキングです。
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