哲学 天龍源一郎の世界一滑舌の悪い人生相談 人生相談であれば色々な人が行っているのだが、著者の人生相談は何とも特徴的である。おそらく聞き書きかもしれないのだが、その聞き書きを聞き取って文章化した方がいるのであればよっぽどの技術があるのかもしれない。2015年にプロレスラーから引退して... 2019.04.26 哲学書評
哲学 友だちはいらない。 なんともインパクトのあるタイトルである。自分自身は友だちや仲間はそれなりにいるのだが、それが負担になるようなこともあったのだが、著者は友だちがいたものの、必要がなく、もっと大事なことがあるという。そもそも友だちは著者にとってどのような存在な... 2019.04.02 哲学書評
哲学 影響力の心理~The Power Games~ 影響力はどのようにしてつくられるのか、そこには人の心理がどうも働いているのだという。その心理はどのようなものなのか、そして仕組みとどのように使ったらよいのか、なども含めて取り上げているのが本書である。 第1章「影響力の仕組み」 そもそも「影... 2019.03.25 哲学書評
哲学 広く弱くつながって生きる つながりを持って生きることは必要であるのだが、「つながり」は広さ・強さの度合いによって異なる。中には狭い中で強いつながりをもって生きる人もいるのだが、私や本書のように「広く弱く」といったつながりを持つと言った人もいる。もっともつながりを持つ... 2019.01.13 哲学書評
哲学 嫉妬と自己愛 – 「負の感情」を制した者だけが生き残れる 人は誰しも負の感情を持つことがある。その感情は「嫉妬」などがあるのだが、その嫉妬の度合いによっては制御できるものもあれば、それができず、取り返しのつかないことにまで発展することも往々にしてある。その嫉妬は「自己愛」と呼ばれるものにリンクして... 2018.12.26 哲学書評
哲学 貧困の倫理学 日本でも十数年前から「格差社会」と呼ばれているのだが、その格差は世界に目を向けてみると近づいてはいるものの、それほどでもないような印象を持たれている。その格差の中で生まれる「貧困」。その貧困によって生活が脅かされ、最悪命を落とす人も少なくな... 2018.09.21 哲学書評
哲学 語学と気づきの心理学 人には誰しも知らなかった「気づき」は存在する。それはどこに転がっているのかもわからず、何気ないようなところから得られることもある。語学の学習中、それも英文を復唱していく中で、その復唱をして行く中で起こる「気づき」、さらには「心理」があったの... 2018.09.13 哲学書評
哲学 自分の「怒り」と向き合う本 「怒り」という感情は誰にでもある。人に対して、社会に対してなど要因によっては様々であるのだが、その「怒り」をコントロールすることこそ「理性」の一つである。もちろん「怒り」は前へ進めるためのエネルギーにもなるのだが、使い方一つで自分はもちろん... 2018.08.29 哲学書評
哲学 人間の値打ち 人間には色々な「値打ち」があるという。その値打ちを決めるのは周囲なのか、じぶんなのかはわからない。しかしその値打ちを知ることは果たして必要なのか、そしてそれを自分・他人が下すことによって心的な病を持ってしまうことにもなりかねない。果たして価... 2018.04.18 哲学書評
哲学 いなしの智恵 日本社会は「自然と寄り添い」発展する 「いなす」とは、 「1.人を行かせる。帰らせる。離縁する。 2.相撲で、急に体をかわして相手をおよがせる。 3.転じて、相手の攻撃・追及を軽くあしらう。 4.愚弄する。悪口をいう。」(「広辞苑 第七版」より) という。本書では2.のこ... 2018.03.22 哲学書評