青春

書評

本屋さんがくれた奇跡

私は毎日のように本屋に通うのだが、その理由としては書評家としての本のネタ集めをすることもあるのだが、毎日本屋に通っていると、新しい本が出てきたり、自分自身の気づかなかったことに気づいたりすることができたが、本屋は本を買ったり、探したりする場...
書評

ブロンズの地中海

本書の舞台は第二次世界大戦の真っ只中、ナチスドイツの占領下にあったフランスが付帯となっている。そのフランスの地でとある日本人女性を主人公にした一冊であるが、「恋愛小説」と言えば確かにその通りだが、時代が時代であるだけに、戦争のことについても...
書評

エヴリシング・フロウズ

中学校時代というと、年齢の半分くらいさかのぼらなければならないため、もう15年前の話になる。私の中学校は今年の3月に閉校し今はないのだが、その学校の思い出は語り出すと切りが無いので、ここでは割愛しておく。 中学校に限らず、小学校・高校ではよ...
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書評

いつか響く足音

かなり昔に「団地が死んでいく」という本を書評したことがあるのだが、「団地」は高度経済成長の時に続々と生まれるようになった。その団地に続々と世帯が入るようになり、その姿は高度経済成長期の日本の姿を映し出していた。ただ一つ断りを入れておく必要が...
書評

運転、見合わせ中

朝の通勤ラッシュの時、もしくは帰宅の混雑時に突然運転見合わせになってしまったら、げんなりしてしまうものもいれば、車掌に当たる人もいる。中には客同士のトラブルも起こったり、その時間を使ってボーッとしたりと様々である。 私の場合は、状況にもよる...
書評

徘徊タクシー

ビジネスの中には「逆転の発想」で成功するケースも往々にしてある。現代にある問題や課題についてその発想で解決に導くと言うことも考えられるのだが、今回取り上げる「徘徊タクシー」は認知症の親の介護という苦しい状況を逆手にとって、新しいサービスを立...
書評

拳に聞け!

スポーツ小説を読むとなぜか血湧き肉躍るような感覚になる。それがボクシングやプロレスであればなおさらのことである。本書はその中でもボクシングの物語である。 本書の舞台はとある大阪のボクシングジム。そのボクシングジムは立ち退きに迫られているらし...
書評

みんなの秘密

「人に言えない秘密」は誰にでもある。私自身もそういった秘密を持っている。本書の舞台はとある中学校、しかも多感な中学2年の仲良し3人組が主軸となり、人には言えない秘密を持ちながら、日常を過ごすという話である。 日常的な出来事を取り上げている作...
書評

沈むフランシス

本書のタイトルにある「フランシス」は川のほとりにある木造家屋の名前である。 本書の舞台は北海道の東部にある架空の村であるが、「湧別川」が記載しているところから推測すると、遠軽町か湧別町のあたりにある架空の村と推測できる。その村に東京から引っ...
書評

火山のふもとで

「火山」と言えば、昨年の御嶽山、先月には口永良部島の噴火、箱根山の活発化など火山に関する出来事が数多くある。そういった状況の中で火山のふもとにて暮らしている方々は気が気では無いのかもしれない。 本書は浅間山のふもとにある山荘を舞台にした、あ...
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