中国

外国人

梅蘭芳―世界を虜にした男―

舞台芸のなかで「女性」を演じる男性を「女形(「おんながた」、もしくは「おやま」)」と呼ばれている。歌舞伎ではよく女形を演じる俳優もいるのだが、名手として、かつては六代目中村歌右衛門が挙げられ、現在は五代目坂東玉三郎が挙げられる。 本書は中国...
国際

中国「反日」の源流

今は韓国が多いのだが、反日報道があとを絶たない。とは言っても日本でも韓国に対する「ヘイトスピーチ」が起こっており「一触即発」と呼ばれる事象が続いている。 本書は中国における日本の「反日」にまつわる考察を行っているのだが、反日は歴史認識や尖閣...
書評

記念日の創造

そろそろゴールデンウィークを迎える。毎日のように仕事をしている自分自身にとってはあまり関係のないことであるが、定期的に休みがとれる人であれば、これ以上の連休は年末年始をのぞいて存在しない。 その「ゴールデンウィーク」は祝日や祭日がいくつか組...
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『貞観政要』を読む

シリーズ「『貞観政要』を読む」~11.巻十<行幸><畋獵><慎終>~

<論行幸第三十六> 貞観政要最後となる巻十の最初は「行幸」について議論をしたところから始まります。 「行幸(ぎょうこう)」とは、 「君主が宮殿の外に行くこと。その行く先に幸福が生まれることを表す」(「貞観政要 下 新釈漢文大系 (96)」p...
『貞観政要』を読む

シリーズ「『貞観政要』を読む」~10.巻九<征伐><安邊>~

<論征伐第三十四> 「征伐」は簡単に言うと他国への「戦争」を意味します。「天下太平」にほど近い太宗の時代でも他国への侵攻もありましたが、他国からの宣戦を受けることもあり、戦禍は絶えませんでした。 ----------------------...
『貞観政要』を読む

シリーズ「『貞観政要』を読む」~9.巻八<務農><刑法><赦令><貢賦>~

<論務農第三十> 巻八の冒頭は農業政策について論じた所です。 ---------------------------- 貞觀二年,太宗謂侍臣曰:「凡事皆須務本。國以人為本,人以衣食為本,凡營衣食,以不失時為本。夫不失時者,在人君簡靜乃可致耳...
『貞観政要』を読む

シリーズ「『貞観政要』を読む」~8.巻七<儒學><文史><禮樂>~

<崇儒學第二十七> 中国大陸や朝鮮半島で重宝された「儒学」の重要性について議論をしたところです。 ---------------------------- 貞觀二年,太宗謂侍臣曰:「為政之要,惟在得人。用非其才,必難致治。今所任用,必須以德...
『貞観政要』を読む

シリーズ「『貞観政要』を読む」~7.巻六<倹約><謙譲><仁惻><慎所好><慎言語><杜讒邪><悔過><奢縱><貪鄙>~

<論儉約第十八> 巻六の最初は倹約について議論を行ったところです。太宗の政治の特徴の一つとして、民のために、自ら「倹約(節制)」に徹したと言われています。 ---------------------------- 古人雲:『不作無益害有益。...
『貞観政要』を読む

シリーズ「『貞観政要』を読む」~6.巻五<仁義><忠義><孝友><公平><誠信>~

<仁義第十三> 巻五の最初は、人間としての根本の一つである「仁義」とは何かについて君臣と臣下が議論を行ったところです。 ---------------------------- 貞觀元年,太宗曰:「朕看古來帝王以仁義為治者,國祚延長,任法禦...
『貞観政要』を読む

シリーズ「『貞観政要』を読む」~5.巻四<太子諸王定分><尊敬師傅><教戒太子諸王><規諫太子>~

<太子諸王定分第九> 君子の子供である太子との接し方について説いた章です。 ---------------------------- 昔魏武帝寵樹陳思,及文帝即位,防守禁閉,有同獄囚,以先帝加恩太多,故嗣王從而畏之也。此則武帝之寵陳思,適所...
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