社会

『宮台真司』の思考を解剖セヨ!

格差社会という不幸

シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖せよ」第4弾は昨今話題となった「格差社会」である。数年前からずっと「格差」という言葉が乱舞していたのだが、それがもっとも叫ばれたのが2007・8年頃、ちょうど小林多喜二の「蟹工船」が超訳版や漫画版として出て...
『宮台真司』の思考を解剖セヨ!

14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に

シリーズ「「宮台真司」の思考を解剖せよ」第2弾は社会学そのものである。 これまで自分自身も「社会学」に関する本を読み、書評を行った。「社会学」は現在ある身近な「社会」について考察を行っているのだが、その「社会学」としての歴史とともに考察を行...
『宮台真司』の思考を解剖セヨ!

宮台教授の就活原論

これまで社会にまつわる本は多数書評してきた。しかし本書の著者である社会学者の宮台真司氏の本については偶然なのか不明だが一度も書評をしていなかった。かねてから社会学博士の宮台真司についての本を書評しようと思っていた。そこで「シリーズ「『宮台真...
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国内

僕たちの前途

「前途」という言葉の意味は簡単に言うと「行き先」や「道のり」を表す。私たち若者世代の「前途」はこれからくるであろう「未来」を表している。日本の労働の在り方として「若手起業家」のこれまでとこれからを描きながら、日本のこれからと若者たちを写し出...
国内

日本の自殺

日本では毎年3万人以上が自殺をしている。その多くは老後を迎えようとしている世代であるが、最近では今の社会に絶望し、自殺を遂げる若者も増えている事実がある。 その「自殺」には今も昔も社会・文化に宛てられた「メッセージ」を表している。 本書は1...
国内

現代日本人の絆―「ちょっとしたつながり」の消費社会論

2011年を象徴する漢字一文字は「絆」である。 東日本大震災をきっかけにリアル・バーチャル双方で日本人であること、助ける、もしくは応援するため「絆」を再認識させられたといわれる一年であった。 そうではなく、つながりや「絆」、そしてそこから生...
国内

無縁社会の正体―血縁・地縁・社縁はいかに崩壊したか

昨年取り上げた「無縁社会~“無縁死”三万二千人の衝撃」は現在進行形で起こっている社会問題の一つであり、かつ日本人の現状そのものを映し出している。 たしか「光に向かって~3.11で感じた神道のこころ」という本で仙台のある神主が震災後初めて東京...
国内

友だち不信社会

「友だち」と呼ばれる存在は学校・会社問わずかけがえのない存在である。しかしその「友だち」そのものの存在が信じられないものになってしまっている。もっとも「いじめ」が顕在化した80年代後半~90年代前半もあるのだが、インターネットなどが普及した...
哲学

媚びない人生

「従順な羊ではなく野良猫になれ」 日本人、とりわけ日本企業に勤めている人たちは「猫」よりも「羊」や「犬」になる傾向にあるのかもしれない。「個性」や「自分」という存在を向き合うことさえ許されない状況であるが、そこから脱しいかに「向き合い」、誰...
国内

絶望の国の幸福な若者たち

雇用不足や貧困化、さらには人間関係の「希薄化」が目立ち、「絶望」と言う言葉も現れ始めた。とりわけその割を食らっているのが私たち「若者」と呼ばれる世代である。 しかしその「若者」も一世代、二世代上の人々から「近頃の若い者は~」というような「俗...
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