私はフーイー 沖縄怪談短篇集

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残暑厳しい季節なのだが、もうすぐ夏は終わるような季節でもある。そのような季節に怪談はどうかと思ってしまうのだが、それでも沖縄で語り継がれている民謡を着想し、怪談をつくっているのが本書である。

本書は沖縄で代々伝わる怪談と言うよりも、先ほども述べたとおり、沖縄の文化から着想して紡がれた民話が7編収録されている短編集である。

私自身怪談はそれ程好きではないのだが、そもそも「沖縄の怪談」となるとどのような怪談になるのか気になったため、本書を手に取った。もちろん怖さはあるのだが、その怖さの中に沖縄ならではの文化も散りばめられており、怖さと明るさが共存しているような印象が強い。他にも明るさだけではなく幻想的な印象もあり、怪談らしからぬものもあるのもあるのだが、怪談の良さを見出すことができる一冊である。

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