ストレンジャー・イン・パラダイス

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とある集落は都会と比べても「何もない」のだが、その何もない中では都会でしか味わえない「楽しさ」と「面白さ」がある。その両方を知ることのできる要素として「パラダイス」と呼ばれているのだが、本当に「パラダイス」なのか。

本書はその集落の中で再起を図る町おこしのために立ち上がった若者たちを取り上げているのだが、ベンチャー企業のサラリーマンやニート、バカップルなどがいる。文字通りの「凸凹」と呼ばれるような面々である。

しかしその「凸凹」さが物語と集落の面白さを見出す大きなきっかけになる。そのきっかけになる凸凹が集落を元気にし、なおかつ読んでいる人をも元気にしてしまう。

そのことを考えると限界集落で疲弊している方々がもしもこういったことが起こったらどうなるのかを想像してしまうのだが、地方回帰が行われている現実ではもしかしたら起こり得るのかもしれないとも思ってしまう。

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