岩石はどうしてできたか

今年の3月から最近にかけて新燃岳火山が1年ぶりに噴火したとニュースが流れた。海外に目を向けてみるとハワイのキラウエア火山が爆発的噴火を起こした。その火山の爆発により火山灰が降りかかったり、マグマによって岩が生まれたりする。岩によっては水の運動により堆積し岩としてできあがるものもあるのだが、そもそも岩石はどのようにしてできあがったのか、そのことを取り上げている。

第1章「水成論の師をを超えて火成論へ」
岩石は種類によってでき方が異なるのだが、岩石ができる理論として当初は「水成論」と言われ、海水あどの水によって堆積がなされ、岩石ができあがることを主とした理論だったのだが、それが18世紀の終わりには、地質学的な議論が活発に行われ、火成論が主流となっていった。

第2章「火山から噴き出す岩石」
いわゆる「火山石」なるものだが、火山から噴き出すものには岩石があるという。その岩石によって火成岩になるものだが、マグマや噴き出す岩によって岩質が変わってくるのだという。

第3章「マグマが地下で固結した岩石」
マグマが吹き出すことによって生まれるものもあれば、マグマが生成されながら地下の中で固結した岩石もあるという。その「地下」と言っても、マントルの中・外の中でできる種類が異なるという。

第4章「堆積岩や火成岩を変える変成作用」
岩によって水でできたもの、火山によってできたものもある。それぞれの岩には「変成作用」がある。その称はどのような物か岩の種類、さらには学説によっても意見がある。

第5章「日本における変成作用の研究史」
日本にも変成作用の研究は進んでいるのだが、その研究者と研究について取り上げている。

岩は様々な形で研究が進んでいるのだが、その研究の変遷は事柄によっても、議論によっても変わってくる。その変遷がよくわかる一冊であった。

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