子どもの才能を引き出す最高の学びプログラミング教育

2020年に学習指導要領が改訂され小学校で「プログラミング」の授業が必修化されることとなった。私自身プログラミングを知り、学び始めたのは17歳の時。高校の時に教師が作ったツールを分解して、自分自身の家庭学習用のツールに作り替えるためにいじったことを今も記憶に残っている。その時からかプログラミングを学ぶことに興味を持ち、のめり込んでいった。

さて本書である。プログラミング必修化をするためにはどうしたらよいのか、その心得と、メリット、さらには「プログラミングスクール」の存在などについて紹介している。

第1章「「プログラミング教育」必修化の前に知っておきたいこと」
ITの技術の進化によって、様々な変化が訪れる。もっともその技術を生み出すためには「システム」が必要になってくるのだが、その必要になるシステムを構築するためには「プログラム」が必要になってくる。そのプログラムを設計通りに組むこととして「プログラミング」という概念がある。プログラミングを習得するためには特別な「言語」を学ぶことも一つの手段であるのだが、それだけでなく、プログラムの構成を「考える」力を身につけることもまた一つのメリットである。

第2章「プログラミングで身に付く「7つの才能」」
もっともプログラミングは様々な要素があり、その中でも構成を考えるための「論理」を組み立てる、あるいはそれを考える力、論理を組み立てることもまた「計算」をすることを鍛える力を身につけられ、なおかつプログラムを組み立てると必ずも問題点が生まれるため、それを解決する力を身につけることもできる。

第3章「「プログラミングスクール」に通わせるメリット」
プログラミング必修化に向けてプログラミングスクールもできはじめたという。もっとも小学校の授業だけではプログラミング能力を身につけられないと主張しており、その延長線上としてよりプログラミングを身につけるために通わせた方が良いとしている。

プログラミング必修化に伴い、巷の本屋や電気店ではプログラミングに関する教材などが並び始めている。もっともプログラミングは様々な学べる要素がある。もっともプログラミングを中心とする仕事だけのものではなく、それを行うための「考え方」を育成することに他ならない。

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