異世界駅舎の喫茶店

ここのところ巷の書店で「異世界」といったものが溢れている。ライトノベルにしても、コミックにしても、である。もっともアニメにしても最近ではちらほら見かけるほど、ある種の「ブーム」になっているのかもしれない。

本書もそれに乗じた一冊のイメージもあるのだが、これもまた「食堂」から「居酒屋」にいたるまで飲食店が出てきているが、今度は「喫茶店」である。喫茶店というと、「憩いの場」というイメージもあり、私自身にとっては出張勉強や仕事を行う場所というイメージが強い。

それはさておき、異世界における喫茶店はどのような物語を紡いできたのか、そのことを織り込んでいる。店員は人間だけかと思いきや、人間以外のキャラクターも店員になったり、客になったりと様々な関係模様が映し出されており、また料理の描写も細かく、なおかつ異世界ならではの不思議さがある。異世界シリーズの中では特に温かみがある一冊であったように思えてならなかった。

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