どんな企業でも大きく伸びるチャンスはある。そのチャンスを活かすも殺すもその企業次第であるのだから、抜け目なく行きたいものである。その大きく伸ばすビジネスモデルはたくさんあるのだが、本書はその中でも珠玉のモデルを55個紹介している。
第1章「なぜビジネスモデルを改善するべきなのか」
もっともビジネスの現場は絶え間なく変化する。その変化に対応できるかどうかによって生き残りはもちろんのこと、事業を伸ばすことができるかも変わってくる。もっともその事業を伸ばすことができるモデルはどのように構築すべきか、そして今あるモデルを改善すべきか、それは「変化」をして行くことにあり、なおかつライバルとの比較を行っていくこともある。
第2章「あなたがよく利用する 会社やサービスのビジネスモデルを徹底分析」
よく利用する会社はけっこう在るのかもしれない。そこにもまた会社があり、ビジネスモデルが存在する。その存在するビジネスモデルはどのような物なのか、アイドル、プロ野球、さらにはGoogleやクラウドファンディングなどのビジネスモデルを分析している。
第3章「ステップ・バイ・ステップで作り上げる」
本章が中核となっている部分である。55個ものビジネスモデルはいったいどのようなコンセプトなのか、それらのモデルはビジネスのどの部分が役立つのかといったものを実際にあった事例とともに紹介している。大きく伸ばすためのモデルはこの55個のモデルをいかにして組み合わせていくか、そして自分自身の事業に置き換えていくかに限るという。
第4章「人生とビジネスを 大逆転した! 4人の成功者事例に学ぶ」
ビジネスモデルを改善させ、人生としてもビジネスとしても成功した人がいるという。その人を4人取り上げて、その事例をと共に紹介している。
ビジネスとして成長して行くためにはその事業のモデルを構築し、状況によっては改善していく必要がある。その改善していくためにはどうしたら良いのか、本書にはその改善点が詰まっているように思えてならなかった。
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