私自身実感としてあるのだが、英語を使う機会がだんだんと増えてきている。その代わりに、POCKETALKなどの通訳機も誕生し、使われるようになりだした。通訳機があると英語の勉強は不要かと思ってしまいがちであるのだが、技術が革新したとはいえ、自分の思っていることをダイレクトに伝わることは難しい。そのために語学の勉強はある程度必要である。本書は英会話初心者からでも英会話を基礎から応用に至るまで勉強するトレーニングを取り上げている。
Chapter①「基本編 自己紹介」
基本と言うよりも「基礎の基礎」といった方が良いのかもしれない部分である。自分の事を相手に伝えることの最初にあたる自己紹介を様々な角度から伝授している。
Chapter②「基本編 Q&Aで英会話」
事故紹介を終えると、今度はありとあらゆることについて聞かれることがある。ごく簡単なところから、英語で答えることが難しい所、あるいはあまりにもナイーブで日本語でも答えづらいような質問まである。本章では少しナイーブなところはあれど、比較的簡単な質問と回答の仕方などが学ぶことができる。
Chapter③「基本編 シチュエーション/テーマ別英会話」
海外、それも英語圏へ旅行へ行くと、様々な場所で英語を話す機会が多くなる。その中で衣食住、さらには日常的に必要なこと、また旅先で行うことなどどのようにして英語ではあんしたら良いのかを取り上げているのが本章である。
Chapter④「応用編 書く→話す 意見をまとめる英会話」
Chapter③までは基本であったのだが、基本を身につけた後は応用力を身につける必要がある。その応用力を身につけるためにはどうしたら良いのか、まずは自分自身の意見や考えを書き、そして自らの口で話すということである。そこには自分自身の考えをまとめるといった効果もあるという。
Chapter⑤「応用編 ミニスピーチ」
スピーチは誰でも緊張するものである。その緊張するスピーチをいかにして行うかについて取り上げているのだが、結婚式はもちろんのことパーティーや文化の紹介、お誕生日会などで使うスピーチを取り上げている。
Chapter⑥「超応用編 いろいろな面接」
英語で面接を受けることは結構珍しいことかもしれない。海外で仕事を行う、あるいは英検を受験するなど様々なシチュエーションにおける面接対策を取り上げている。特に英検をはじめとした英語の資格試験でスピーキングを行う時にはけっこう役立つ。
初心者から上級者まで使うことのできる英会話が網羅されており、なおかつCDや音声ダウンロードもあるため実践的に勉強を試みることができる。本書は英会話を本気で勉強したい方にとって自学自習でインプット&アウトプットができる一冊である。
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