ウェンディのあやまち

3人の女たちの物語が同時進行で進んでいき、ある事件をきっかけに3つの同時進行の線が1本に交わると言う物語である。その3人の境遇は全くと言ってもいいほど異なっており、その異なっているなかには、とある「関係」が築かれているという。

その事件の真相とはいったい何か、そして境遇の全く異なる3人の接点とはいったい何なのかと言うのを取り上げているが、その真実が迫っていくなかで、女性の生きざまを観ているようでいてならない。

また事件のなかには3人に関わる人物との関係が入り交じり、物語そのものの複雑さを引き立たせている。その「複雑さ」がミステリーとなり、事件のトリックや真相を明かすまでのプロセスが何ともスカッとする感覚に陥る、そんな一冊が本書と言える。

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